誕生日にマッターホルン?を登る☆奈良県 高見山。
皆さま、こんにちは。
この9月10日、◯3歳になりましたSANNYです。(^^)
その誕生日になんと、マッターホルンに登って来ました! 、、、。まぁ 関西のマッターホルンではありますが。笑
冬場になると山頂辺り木々が樹氷して冬山登山で人気の山です。また、その三角形の山容がスイスにあるマッターホルンに似ている事から関西のマッターホルンとも呼ばれています。(^^)
比較してみましょう。
これが本家マッターホルン 標高4478m。
そして関西のマッターホルン 標高 1248m。
うーん、似てるかなぁ、、かなり微妙ですね。^^;
今回は山への行き帰りに夏と冬に臨時で出ているハイキングバスを利用しました。バス料金には下山口にある温泉の割引券とタオルが付きます。
バスの車窓からからマッターホルンが、、いや高見山が見えました。(^^)
私にとっては梅雨に六甲山に行って以来 約2ヶ月振りの山登り☆です。いざ山登り開始!
このおばあさん、ソロでした。凄い。^^;
山道は旧伊勢南街道。入り口には小さな祠があり、古い石畳の道がしばらく続きました。
害獣避け?はたまた豊作祈願でしょうか?ノコギリや絵に描いた鯛などを吊るしていました。なぜか少し不気味ですね。^^;
朝日に照らされた石畳を歩きます。
流石に三角形の山か次第に急勾配の山道となり、ありがた迷惑な話し木段も多くなって来ます。山登りが久しぶりの私には少しキツかったです。^^;
木に塗られた山道の目印は冬山で登山の積雪にも対応する為なのか少し高い位置にある様に思いました。
足元はもう秋の到来を思わせます。(^^)
空も秋晴れ。
気持ちが良かったです。
山頂に近づくと巨岩が点在して目を引きます。
どうも神武天皇ゆかりの岩らしいです。
少し進んで、ここは山頂手前の見晴らしの良い場所。
この辺りから空には雲がかかって景色を眺めるには何とも残念。変わりやすい山の天気ですから仕方がないですが。^^;
でも彼方にある大峰山脈の稜線は何とか見る事が出来ました。
歩き出すとまた日差しがさす山道になり、冬には樹氷が見れる有名な山頂直下の道に出ます。
三角形の頂点に近いたので傾斜がキツい。
山並みを望みながら登ります。
足元には玉苔が綺麗に生えていました。
登り進むと、
展望台を兼ねた避難小屋が現れます。
小屋の直ぐ後ろが神社で、ここが関西のマッターホルン 高見山の山頂となります。(^^)
高角神社。先程の巨石の案内板にもありました、神武天皇のこれまたゆかりの八咫烏が祀られている様です。たしか、八咫烏は熊野に降り立った神武天皇を先導して大和制圧に協力したとか、、。あと日本サッカー代表のシンボルにも描かれてますね。(^^)
「吾妹子(わがもこ)をいざみの山を高みかも 大和の見えぬ 国遠みかも」
だいたい訳しますと、郷里の大和に居る、いとしい妻よ、山が高いからか、それとも遠いからか、ここからは大和は見えない。と望郷の心を詠っている様です。(^^)
神社の裏には三角点もありました。
二等三角点です。
そして小さな芝生広場、足を投げ出して寝っ転がり空を見上げます。
雲の切れ間から青空が見えました。
神社からはぐるっと景色を眺める事が出来ます。遠くに室生火山群の兜岳や鎧岳が見えました。
山並みが綺麗ですね。(^^)
山頂でしばらく休んだ後、温泉に入りに下山します。
登り時には気づかなかった道案内を発見。
これを見ると、みどり線で表した登山口からの旧伊勢南街道は、近畿自然歩道に指定されてるんですね。
帰りは赤い線を進んで、たかすみ温泉に下山します。
分岐からの下山道は石や浮き上がった木段など、かなり歩き難い道でした。^^;
でも途中には大きな杉の大木も見ることが出来ます。
高見杉、樹齢 約700年。ざっと鎌倉時代からあるんですね。(^^)
沢沿いにはアケボノソウと思いきや、ヤマジノホトトギスと言う花らしいです。
こっちは謎の蕾?^^;
下山口。この橋を渡って、少し先に温泉があります。
たかすみ温泉。
割引券を利用して400円で入浴。
小振りですが、露天風呂もあります。
山登り後の温泉は久し振りでした。(^^)
帰りはまたバスに揺られて、駅まで。
電車を途中下車して、大阪は鶴橋で軽く焼肉を食べて帰ります。
筋肉疲労時には赤身のお肉。
ハラミが美味しかった〜。(^^)