六甲 秋空の芸術山歩 in 2017 ♫
皆さま、こんにちは。
秋になりましたねー、そうです、山登りの季節がやって来ました。^^
やっぱり一年で気候も良く山登りに適した季節と言えば、春と秋でしょうか。
(私は寒がり、暑がりなのでw)
そんなベスト山シーズンの中、秋と言えば食欲、、う。いやいや芸術の秋ですかね。^^;
六甲山ではそれを狙ってか、六甲ミーツ・アートって芸術祭をやっています。
六甲山にはファミリー向けの色んな山上施設がありまして、この夏にも山フェスが行われた六甲山カンツリーハウス、世界のオルゴールを集めた六甲オルゴールミュージアム、高所に咲く花々を見れる六甲高山植物園などなど、一日中楽しめる場所がたくさんあり、六甲ミーツ・アートはそんな山上施設を主に展示会場としています。
今回、そんな芸術祭に山登りをひっ付けて楽しんで来ました。
スタートは六甲山上施設の玄関口、六甲ケーブル駅。
但し、山登りですからケーブル駅を通りすぎて登山口に向かいます。
ここが登山口です。六甲は民家と山が背中合わせ、だからこんな路地裏の様な場所から
山に入って行きます。六甲山が神戸の裏山と言われる訳ですね。^^;
まずは、標識にある様に六甲ケーブルの山上駅を目指して登って行きます。
ちなみに登山道は、その昔、山越えの油商人が担いでいた油をこぼす程に急な坂道だった事から油こぶし(こぼし)と言う変な名前がついています。たぶんそうです。w
山道は最初は緩やかです。やっぱり朝の山道は気持ちが良いです。^^
でも、、、急に登りがキツクなります。w
最初は階段でしたが、次第にゴロゴロ石の坂に。^^;
こりゃ、油もこぼすわ、と愚痴もこぼしつつ、、とついオヤジになってしまったり。w
足も痛くなったりと、大変です。w
しばらくすると案内板があります。ハイキングの山はこの様なイラスト入りで親しみやすい案内板が多くて、見てると和んでしばし足の痛みも忘れます。^^
行く手にちょうど休憩に良さそうな切株があったと思ったら、六甲山の森林整備の為に切り払われた木だと解りました。
もちろん、ここで腰かけて少し休ませて頂きました。^^
神戸の裏山とも言われている六甲山、人の立ち入りも多いでしょうから、土砂崩れなどで被災する場合もありそうです、それを防止する為にも森林整備は大事なんですね。
油こぶしを進んで行くと、展望場所に辿り着きました。
下草の向こうに朝の神戸市内が一望出来ました。
海側は雲に覆われていましたが、これからまた登る六甲の山側は青空が広がっています。
秋ですね、もう山にはススキが風になびいていました。
この展望場所から少し登れば、油こぶし(六甲山の中にある一つの山名でもあります)
の頂上と三角点があります。
と言っても登山道の通過地点と言うだけで、見晴しも何もありませんが。^^;
頂上を表す三角点。(実は油こぶしは以前にも登った事がありますので、感慨も何もありません、標高表示板すら周囲には無い、何にも無かった登頂でしたw。ちなみに標高は611m。もひとつちなみに六甲山の最高地点は932mです。)
頂上を通過してアップダウンを一回繰り返したら、山上施設のある場所に出ます。
右上に写ってるのは、もう使われなくなった山上ロープフェイです。
ここから直ぐの所に六甲ケーブル山上駅があります。レトロな建物です。
ここで今回の主題。六甲ミーツ・アートの鑑賞チケット(会場の施設入場料を含む)を購入します。
物欲ミーハーな私は、缶バッチも購入。(チケット1850円+バッチ200円也チーンw)
チケットには会場への案内地図と36か所もある作品への鑑賞スタンプラリーがありました。作品はは山上にある各施設に分散してあるのでスランプラリーが成立する訳ですね。^^
大きな全体マップと展示作品の位置を表した番号付きマップとがあります。
それでは全体マップを時計回りに作品を巡って行きましょうか!っと思ったら、後ろから変な曲が聞こえて来ました。 あ、この山上駅にも作品があるじゃないですか。w あの明和電機(電気業者に扮したアーティスト?タレント?さん)と六甲ケーブル会社さんがコラボした作品でした。
作品は明和電機さんが作った曲に合わせてケーブル会社の職員さんが踊ると言う物。
六甲~、六甲~、ケーブル~カー~~。って曲、、、明和電機さんっぽい、いつまでも耳の奥の方にずーーと残りそうな曲でした。w
山上駅の屋上にも作品がありました。
発砲スチロールで出来た、真っ白なカフェ。(すごい事思いつくな~w)
カウンターも発砲スチロールです。と言うか電気製品の梱包箱かな?w
うーん、六甲ミーツ・アート理解するのが難しそうな作品が多そうだな、、、手強しw
ちなみにこのカフェ、店員さんがちゃんと居て、カフェとしても利用できます。(椅子に座れば何か注文しなければならず有料との事。もちろん私は立ったままでしたw)
店員さんに、にこやかに「見学ありがとうございました。(無料)」と言って次の会場に向かいました。^^;
次は、六甲山ホテル。
1929年開業の歴史あるホテルです。(写真は旧館)
残念な話ですが、今年末でその歴史に幕を閉じるらしいです。
アミューズメント施設になるらしい、時代とは言え嘆かわしい事です。
漆喰でデザインされたボードを木に巻きつけてました。
以前六甲山でススキを同じ様に木に巻きつけて保護していたのは見た事がありましたが、これは、、、うーーむ。やはり手強いw
次は、六甲オルゴールミュージアム会場に向かいます。(もちろん歩き^^)
会場にはどこも大きく六甲ミーツ・アートの看板がありますね。
ここには、次の作品たちが、
池の中にぽっかり浮かんだ美術館?がありました。流石は建築を学んでいる人達が作った作品、建物としてもカッコイイですね。
次はこれ、
まさにアート。緑の遊歩道の中に白く透明な球体が点在しています。
この球体は中にも入れます。
女の子がボー然としていました。^^;
次は、ポスト(その中にあるハガキ、天にかざしてスカして見ると、、)
透かし文字が現れます!
「点をつないで物語を見る」場所に行くと、
中を覗きます!っ!! びっくらこいたーーー!w
そ、そそくさと立ち去りました(無言)。^^;
その他、オルゴールミュージアム館内でも「魔女」を題材とした映像作品(オルゴールと共演、館内なので撮影できず)が展示上映されていました。
解った!このオルゴールミュージアムエリアはホラーが題材なのか!?w
次の会場、六甲高山植物園に向かいます。
ここにはこの芸術祭でグランプリを受賞した作品があるとの事、期待できますね。^^
高山植物園だけあって、色んな花々が咲いています。
ホトトギスと言う花。
この前の山の登り(高見山)で別の花と見間違えたアケボノソウ。
そして、ボインキノコ。☆?¥!○●?ww
足元には子供キノコ、頭上にはブランコキノコが、、、理解がデ・キ・ナ・イー!w
作品の解説、「無意識の中を旅して出逢ったイメージ」、、、私は出会いたく無い。^^;
少し、落ち着きましょう。^^
落ち着いた所で、次は六甲ミーツ・アート2017、グランプリ!
なんと「六甲名物、イノシシ君です!」ww 違うか。
六甲山で山登りをしているといつかは出会う、イノシシ。ここにもいたかー。^^
あ、人が食べられちゃってますね。
ついでに私も食べられました。w
私的には子供のウリボー君も作ってほしい所でした。^^
他にもこの植物園エリアには、磁器タイルを使った作品や、地中からニョッキと飛び出た赤い物体?、天井から吊り下げられたシャンデリア?などの作品がありました。
もうお腹いっぱい芸術作品を見て来ましたが、まだまだ次があります。
次は、フェミリーで様々なアトラクションで楽しめる施設、六甲山カンツリーハウス内の作品です。
広い敷地内一面に芝生が張られています。
作品は、カメラ? と、よく見たら牛と合体したカメラです。(^^)
解説によるとHP上でこれを使ったパフォーマンスが見れる様ですね。^^
次には、
もう、何も言う事は無いでしょう。、、しかし、無性にお茶漬けが食べたくなりましたね。w
カンツリーハウス内の池にも作品たちが、
どうも六甲にもふるさと富士があった様です、見落としてました。(ご当地富士 登山ハンターSANNYw)
綺麗な逆さ富士!w
そして、次は鯉のロックスター!?
このロックスター、30分に一度、演奏する様です。
ステージ台から曲が流れて演奏が始まると、ナ、ナント!ステージの回りにファン(鯉)が群がって来ました!いやー盛り上がってますね―――!
実は、ステージ台からエサが飛び出て来るしかけなんですね、、。ネタバレw
しかし、アイデアと言う武器は素晴らしいですね、その一言です。^^
そして、今日巡る六甲ミーツ・アートの最後のエリア、六甲ガーデンテラスに向かいます。
ガーデンテラスの展望塔からの景色、絶景ですね。
階段の下には作品が、
何か悲しい出来事でもあったんでしょうね、、、。^^
背面の目の位置にはレンズがあって、
オッサンが見えました。^^
そして本日の最後の作品。六甲ガーデンテラスと言えば、「六甲枝垂れ(自然体感展望台)」それとコラボした作品です。
浮かんでいるのは、よく見ると後ろの擁壁に腰かけてるんですね。^^
先鋭的な枝垂れ(半円形の建物)とゆるキャラ的な人形がミスマッチの様で居て、なんとなくマッチしていますね。
可愛いだけではない「何か」か、、、。深い ^^;
では、最後に、今日 私が一番のアートだと思ったのは、カンツリーハウスの芝生の山頂にあった、これ。
これ、出品作品ではありません、たぶん何かの貯蔵タンクです。
でも!UFOに見えませんか?!(アート・ミーツ作品ではありません、今までのレポは何だったのと、言う今回は山ブログ??でした。
※後から調べるとこのUFOも以前のアート作品でした。やっぱりねー。笑
一応最後に、山ブログ的な終わり方をしましょう!
六甲ケールブル山上駅近くにある、堡塁岩(ほるいいわ)からの眺めです。
六甲山、また登りに来ますよー!^^/