六甲 秋空の芸術山歩 in 2019 ♫ レポPart.3(完結編)
皆様、こんにちは。
さて、六甲ミーツアート2019 山レポも
ついに完結編となりました(引っ張り過ぎだよ)^_^
それでも前回レポPart.2の時点で約半分
くらいしかご紹介出来ていないのです。
なんて多い出展数なんでしょうか。
登山と兼ねての山レポと言う事もあり、
六甲山上の各展示施設を全て歩いて回った
足はフラフラになりました。^^;
では、早速見て参りましょう!
(※注意:これから観に行く
人は完全無欠にネタバレに
なりますから、このレポは
その後でご覧に
なられた方が良いかと。^^;)
(六甲ミーツアートのロゴデザインを撮影、
♯が付いている所がSNSを意識してますね。)
以下、本文。
六甲山上施設を回って、鑑賞するこの現代アートの祭典。
この時点で見て回った施設です。
(青い〇が付いた施設、そのレポは前回のPart.1~2を参照)
神戸の街から六甲ケーブル駅まで山登りして、
そこから反時計回りに歩いて来ました。
最終の記念碑台を目指して進んで行きます。🚶♂️
次なる展示施設、
六甲カンツリーハウス。(東入口)
最初の作品は、
園内のローズガーデン内にある様です。
ピンク色の薔薇が綺麗に咲いていました。^_^
作品No.31
タイトルは「ばらの庭」
場所とタイトルがそのまんまだと思いましたが、
あったのは何やらグロテクスな温室でした。^^;
ギョエー!
植物に見立てたバラ色のヌイグルミが所狭しと置かれてます。
入口のマットにウェルカムと書かれてますが、
ちょっと入るのに躊躇しそうな内部でした。笑
温室の中の椅子に少し座っていましたが、
頭がおかしくなりそうだったので、早々に
退散。笑
周りにはバラ園的な園芸用品や、
休憩椅子とつい立て、
噴水までバラ色に染まって居ました。
(実際に水も出ていましたよ)
園内の池、周りの木々が反射して綺麗ですね。
そこに次の作品がありました。
作品No.30
タイトルは「自然の設計」
毎年、この池に浮かぶ作品は
印象深い物になって居るのですが、
今年はどうでしょうか、ワクワク。^_^
?! 何だこれは、、、、。^^;
、、、、、、、、、、、。
終了ー!笑
池の畔にある建物に移って来ました、
(このガラスのつい立てに描かれて
いる花は、第一回ミーツアートの
作品との事ですが、年々レベルが
上がっている事が良く解ります。笑)
この建物内には二つの作品が
展示されていました。
一つ目は、
作品No.26
タイトルは「空のない雲」
展示場所に居たスタッフの方に聞くと、
作者はパリ在住でこの作品制作の為に、
六甲山に滞在しながらこの場所で制作
したとの事でした。
一見、直線と曲線を多用した
パース(透視図)の様に見え
ますね、、、。?!
これは、、全て糸で作られてます!
近くで観ると手前に浮いてる
線(糸)もあります。
そしてその線(糸)が窓の外にも
伸びてあの電線まで伸びているとの事!
(その様な表現を狙っているとの
スタッフさん談)
最初はただのパース図で興味が
湧かない作品に見えましたが、
作者の意図(糸)にどんどん引きずり
込まれてしまう作品でした。笑
二つ目は、
作品No.25
タイトルは「浅野忠信 3634展」
皆さんご存知でしょうか、
俳優の浅野忠信さん。
この方が撮影(役者)の合間に
描いたデザイン画との事です。
解説にもある通り、
アメリカンコミックの影響を
受けた作風ですが、
これなどは、まさに「ジョジョ立ち」
ではありませんか。笑
(荒木飛呂彦の漫画、
ジョジョの奇妙な冒険に出てくる
キャラクターの決めポーズ)
アメコミと言いジョジョと言い、
基本的に漫画が好きなんでしょうね。
これもジョジョ立ち。
(これはちょっとやり過ぎですが 笑)
他にも情景を描いた物や、
役者と言う職業柄なのか控室での
場面を描いた物などもありました。
(個人的にはこのイラストが気に入りました)
建物を出て、
園内を歩くと、
次の作品がありました。
作品No.24
タイトルは「繰り返される営み」
この作品が私的には、
今回のミーツアートで一番解り
にくい作品でした。
解説を読んで作品を見ても、
「え、ただ土掘ってるだけじゃん」
としか思えないのです。
手前の土管も意味も不明、
作品だってこの解説板がなければ
ただの園内整備の途中とだ思って
通り過ぎて行ってた所です。
(実際に解説の周囲を探しました)
この作者には是非、
山登りをお勧めします!
解説にある自然の大きさを身を
持って感じられる事でしょう!
その後でまた作品を作って
もらいたい所です。
次の作品はこの斜面にある様です。
斜面には何でか流しそうめんの
竹が設置されていました。
(近くのスタッフの方に
お聞きすると、近く放映される
TV番組の企画で、流しそうめんの
最長を競うらしいです)
しかし汚い竹です、
これで流すそうめんは
絶対食べたくありませんね。笑
(ちょっと話がそれました、
すみません)
余計な物は見ない事として、
次の作品です。^^;
作品No.27
タイトルは「ソライロ アンブレラ」
主催者特別賞。
六甲ミーツアート第一回目
の大賞受賞者との事で、
一貫して六甲の自然をテーマと
している様ですね。^_^
アンブレラと言う事で傘を模してます、
いくつかのカップルが仲良く
傘の中に入って居たので、
オッサンも一人中に入って見ました。笑
見上げると、
おー!空色のアンブレラ(傘)だ。
タイトル通りのシチュエーション、
但しソロ。笑
たしかに六甲の自然
(今回は六甲の空かな)
がテーマとなっていますね。
良く見ると、
傘はクライミングのロープ。
これも登山のメッカ
(岩登りの名所も多数あります)
六甲山を表しているのでしょうかね。^_^
次の作品です。
作品No.28
タイトルは「Exuvia」
神戸市長賞。
カンツリーハウス斜面で羽化した
蝉ですね。
中を覗くと綺麗に脱皮して
いました。^_^
次の作品です。
作品No.29
タイトルは「cashless」
このコード(作品の詳細)
にアクセスも出来る様ですね、
お試しあれ。^_^
肝心の作品は、
⁈ これは、馬券、、競艇のもあるのかな、、。
多分全部外れ券なんでしょうね。^^;
この時、作品の脇を通り過ぎて
行った男性が作品をチラっと見て
「ふっ」っと鼻で笑って去って
行きました。
競馬で苦い過去でもあるのでしょうか。笑
次の作品です。
作品No.22
タイトルは「ホールドマウンテン」
先ほどのクライミングロープもそうですが、ロッククライミングを模した
作品は、山登りをする者にとっては嬉しいですね。
この名詞、動詞、形容詞などの言葉を使った作品は昨年にもありましたが、
昨年の作品は二つの遊具に貼られた言葉が重なり合い意味を成す、
例えば、「人生」+「希望」に見えると、座る位置を変えると
「人生」+「幻想」に見えたりと、面白い趣向が凝らしてありました。
今年の作品は、言葉(手がかりの石)を使ってクライミングしていく、
下の例だと、「夢」→「嫉妬」→「憧れ」と、
なるほど一連のつながりがありますね。
今年も面白い作品でした。^_^
次は六甲カンツリーハウス最後の作品です。
作品No.23
タイトルは「ハッピー・ソフトクリーム!」
中学、高校の美術部の生徒さん達の作品です。
学生だけあって甘い物が好きみたい、
(ちなみに池に浮かぶボートの屋根にもアイスクリームが載っています)
私も甘い物が大好きです。笑
次の展示施設、六甲高山植物園(東入口)に移動して来ました。
標高が600m~900m程度の六甲山系ですが、
ここはもっと標高の高い場所に咲く花なども栽培されています。
作品No.21
タイトルは「六甲おろし従軍記」
様式甲冑、俗に言うプレートメイルを装備した戦士達が戦っていますね。
解説では一人だけこちらに視線を向けている人物がいるそうですが、
中央左の戦士かなぁ。でもこれに意味あるの?
なんて思って興味を無くし、さっさと通り過ぎました。
山の中に奇をてらった物を置く事で何かを
表現したかったのでしょうが、
意味の無い物を置いても、
それは結局、意味のない物で終わってしまうのですよ。^^;
次の作品、
作品No.20
タイトルは「星の読書・秋(六甲)」
白い椅子①、
白い椅子②、
いったい何これ、ただの休憩スペースって座って見たのですが、
近くに置かれたこの四角いテーブルから
「ザーーーーー♪」とか、
「シャリ――――――♪」とかの音が座って暫くして
響いて来たのです。^_^
たしか作品タイトルは、読書。
おそらくは、この椅子に座って読書を始めて、
1、2ページ読んでいると、BGMが聞こえ出すって事でしょうか。
秋(六甲)ってのもついてるので、六甲山の何処かで録音して来た
自然の音かも知れませんね。
でもまた言いますが、作者さん山登りをしましょう!
山の音が溢れていますよ!
次の作品、
作品No.18
タイトルは「多歌緒からのことづて」
作者はお二人。
陶器の板にドット的(点描画)に描かれた山の絵と、
水墨画調に書かれた、これまた山の絵。
(これは六甲のロッククライミングのメッカ、
堡塁岩でしょうか)
小さなクライマーのオブジェがビレイ
(二人でロープを使い、
安全確保しあって登るクライミング方法)
をしていました。
「ビレイ確保ーー!」
って掛け声が聞こえそうですね。笑
この作品は作者がお二人らしいので、
助け合って作品が成立していると言う
意味もあるのかも知れません。^_^
次の作品、
作品No.17
タイトルは「今はいるけど、またいなくなる」
また陶器の作品ですね、
緑いっぱいの植物園にカラフルな
オブジェが置かれています。
緑色と他の色との対比を狙っているのでしょうか。
作品タイトルによると、
ミーツアートが終わればこの色彩は無くなるって
ことでしょうが、もう少しメッセージ性を持たせて
欲しかった所ですね。^^;
次の作品、
作品No.16
タイトルは「記憶の庭園」
ガラスを用いた作品を得意とする
作者さんらしいです。
割れたガラスと大きな個体のガラスで
日本庭園の枯山水を表現しています。
撮影時は夕方前で、日が落ちかけてましたが、
お昼時、お日様が真上にある頃は光でガラス片が輝き、
ほんとの水面(みまも)の様になるのでは?
などど想像してしまいました。
少し作品を観つづけて来たので、
植物園の東屋で暫し休憩。
休憩後、歩き始めると脇に蝶々の写真と
「アサギマダラ」と言う
解説が掛かっていました。
周囲を見ると、小川沿いの花に、、
あーーーー!この蝶は。
そうです、あの山道の休憩場所で
おばちゃんに教わり、
展示施設への車道でも見かけた蝶は、
アサギマダラだったんです。🦋
(あの山道の休憩場所でおばちゃん
=山登りの最中に雑談した方、
レポPart.1参照)
薄く青み掛かった羽根を持つ美しい蝶。
解説によると、渡鳥ならぬ、
渡蝶らしく、六甲山にこの時期に
飛来して来ているみたいですね。
今、六甲に登れば運が良ければ
出会えるかもですよ。笑
美しい蝶を見てテンションが上がったな。
では次の作品は、
作品No.14
タイトルは「in the mist」
蝶の羽はアナログですが、
これはデジタルの羽かな?笑
解説によれば、
山で出会う不思議な大気現象「ブロッケン現象」を
表現している様です。
とすると手前の光人物像は登山者と
言う事になりますね。
私も登山中に何度かこの現象には
出会った事があります。
自分の影がまるで巨人に見えるんですよね。^_^
次の作品、
作品No.13
タイトルは「builds crowd AMAGASAKI」
なんか英語の作品タイトルなので、
最初は「はぁ~?」なんて思って
いましたが、AMAGASAKI(尼崎)、
尼かいっ!って事で一気に庶民的に
なりました。笑
作品はキューブ状の燈籠の様な物で、
尼崎の商店街にある色々なお店を
コラージュした物みたいですね。
おそらく、題材は阪神の尼崎駅前近く
にあるあの大きな商店街かと思いますが、
私も何回か通った事がありますが、
この暖かい色合いの作品にぴったりと
合う人通りの多い
活気ある商店街でした。
この作品で六甲高山植物園に
展示されている作品は終了。
(夜展示作品は、植物園では解説板、
スタンプ共に昼は撤去されていました)
次の展示施設への散策路に進んで行きます。
その散策路にも、作品がありました。
作品No.12
タイトルは「Texture of Energy」
一瞬、私の大嫌いな害虫(〇キブリ)
の大群に見えてしまったのですが、
解説によると、風力を受けて揺れると
発電して光出す様です。
あいにくとこの時は風が止んでいたので、
光りませんでしたが、
それはそれで良かったのかも
知れません。笑
ちなみに、作者は散策路の木道沿いに
生息する蛍をイメージした見たいです。
夜には散策路の周囲を灯り
(LEDライト)が乱舞するんでしょうね。✴️
散策路にもう一つ、
作品がありました。
作品No.11
タイトルは「BPM」
サングラスを掛けた女性が一心不乱
にキャンバスに向かっていました、
どうやら制作途中の作品に遭遇した様ですね。
作品は、大きなキャンバスに筆を使って
半円を描く物みたいで、
この方は自らが人間コンパスの様に
グルングルン躰を使って描いていました。
もう2枚は描き上げた様でして、
最後の一枚は真っ赤な色を選択、
どんどん気分が高まって来たんでしょうね。
そこで描いた順番を予想、
青(冷静、緊張)→
緑(慣れて周りの緑を見る余裕)→
赤(最後のラストスパートで燃えて来た)
順かな。笑
散策路を抜けると、
展示施設の六甲オルゴールミュージアム
に到着です。🎵
(六甲ミーツアートの垂れ幕も
掛かっていますね)
このミュージアムには世界の
様々なオルゴールが展示、
それから演奏も楽しめる施設です。
(時間帯により、
演奏会が実施されております)
こちらはメルヘンチックなオルゴール、
でもかなり大きいですよ。
次は、
作品No.7
タイトルは「シンデレラ」
おとぎ話のシンデレラを題材として、
イラストレーターの方が独特の
キャラクターデザインを
用いて、オルゴール演奏
(生演奏&ナレーション)に合わせて
スライド形式で紙芝居が上演されます。
当日は、お客さんがいっぱいでした。
館内には、そのイラストレーター
宇野亞喜良さんの
本物のイラストレーションも
展示販売されていました。
本当に独特の世界観がある表情です。
その題名は、
「発句するアリス」
凄い表情ですから、
さぞかし力作が出来る事でしょう。笑
しかし、、、お値段が、、、。💴
さすがは有名な作家さんですね。^^;
ミュージアム中庭の池の畔に、
次の作品がありました。
作品No.9
タイトルは
「MAHO NO MORI/Magical forest」
あなたの「魔法の森」を想像しながら、
鑑賞してください、、、か。
、、、、、。(想像中)
、、、、、。(想像中)
あ、頭が、、、、割れる。笑
あの高名な岡本太郎氏の名言を
思い出しました、
「芸術は爆発だ!」
そして、以前に再公開された
太陽の塔内部で見た氏の
新たな言葉、
「芸術は呪術だ!」
まさに、爆発して、
呪術に掛かってしまったかの
様な気分になりました。^^;
次の作品、
作品No.10
タイトルは「Styledoll」
作者のお子さんが遊ぶオモチャが
テーマの様ですね。
もういい加減なオッサンの私には、
〇ラクタが散らばっている様にしか
見えませんが、小さな子供がみれば夢の
世界が広がっているのでしょうね。
何の変哲も無い角材や棒切れが子供に
かかれば色んな物に変化する。
(想像の中で)
そんな事をイメージした作品
なのかも知れません。
夕日の光を浴びて、
庭の野菊も綺麗に輝いています。🌼
これも綺麗な花ですね。🌺
こんなメルヘンチックな場所に作品を
展示すれば、余計に想像が掻き立て
られますよね。^_^
次の作品、
作品No.6
タイトルは「The Cock」
兵庫宅建ハトマーク賞。
六甲山の北西の地域に、
神功皇后が金の鶏を埋めた?
初耳ですね、六甲山系の北西と言えば、、、
シュラインロード(仏像の道)や、
ノースロード(北の道)辺り、、、
お、水晶山。
この山は以前に登った事がありますが、
言い伝えではその昔水晶が取れたとか、
金の鶏=お宝=水晶
(鶏の形をした水晶があったかも)
徳川埋蔵金ならぬ、
六甲埋蔵金が眠っている所は、
もしかして水晶山ですかね。
解説に村って書いてあるから
違うか、、。笑
さて、肝心の作品の方はと、、、。^^;
六甲オルゴールミューアムを出てすぐの
所にある溜池に展示されていました。
ほーー、
金の鶏に手前に転がっているのは卵かな、
水面に鶏が反射して何だか、
湖底に沈む黄金に見えました。
情報では、展示期間中、
日によってこのボートで池に
漕ぎ出すイベントもあるみたいですね。
黄金の鶏を探す、川口探検隊(古い)
の気分ですね。笑
さて次なる宝を探して、
SANNY探検隊は、
奥地に分け入って行きます。笑
「そして苦難の末、SANNY隊長は、
ついにヴォーリズ六甲山荘に辿りついたのだった!」
(ナレーション:田中信夫 笑)
でも閉まっていた。ガクッ。
笑、ここは六甲の古い別荘
(昔の異人さんが設計した由緒ある建物です)
現在、一般公開されており
7~9月は宿泊も出来たみたいですね。
ご興味のある方は是非。
(私はかなり以前伺った事があります)
だいぶ日も傾いて来ました。
やはり秋の日は釣瓶落とし、
日の暮れるのが早いですね。
暗くならないうちに最終の展示施設、
六甲記念碑台に急ぎます。💨
現在ここ。
(先ほどのヴォーリズ別荘もそうでしたが、
六甲の別荘が立ち並んでいる地域です)
この六甲ミーツアートの
階段を上って行くと、
六甲記念碑台に到着。
まずは、記念されている
近代六甲山の開祖とも言われる、
アーサー・H・グルーム氏にご挨拶。
今日も立派なお顔をして居られます。
(銅像だからいつも変わらないか 笑)
そしてここに展示されいる
作品はこれ、
作品No.5
タイトルは「錦鯉ヘッド」
準グランプリ。
これはまた、
大きな鯉ですなーー。
まるで六甲山の空気を全部
吸い込んでいる様な口です。
良く見るとこの鯉、
一本の丸太から作られている様で、
内部が空洞でしかも梯子まで
掛かっていましたので、
ミーハーな私は登って見る事に、
鯉の口からは真っ青な
青空が見えました。^_^
記念碑台には六甲山ビジターセンター
が併設されており、
六甲山の歴史や風俗が展示閲覧できますが、
この日はもう終了、残念。
たしか去年のミーツアートの時には
孤高の登山者、
加藤文太郎の遺品展をやっていました。
記念碑台のベンチに腰掛け、
暫し休憩。
を見てみると、
行動時間:8時間20分、
距離:14.8km
そしてこの青いラインは芸術散歩
(山歩)のルート
よく歩きました。^^;
記念碑台から、
出発地点の六甲ケーブル山上駅まで
帰って来ました。
駅舎に夕日が当たっていますね。
(ちなみに、手前のバスが山上施設を巡回するバスで
私の様に歩かなくても、バスを利用してその施設で
展示される作品は観る事が出来ます。
但し、バス代は当然掛かって来ます。笑)
実はまだこの時点で見ていない
作品が最後に2点あるんです。
一つは駅舎二階展望台にある
カフェ内に展示されています。
(この鳥ではありません)
展望台のTENRANCAFE、
出発時にはまだ開店しておらず、
入る事が出来ませんでした。
(開店は午前11時~)
店内にある、
作品No.3
タイトルは、、、とその前に。
カフェですので、注文を。笑
(上手い事お金を使わせますね)
まぁ、歩き疲れて喉も渇いていたので、
丁度良いと、
黒のクラフトビールを頂きました。
では喉も潤ったし、
作品No.3
タイトルは
「パレット ビックホーンシープ」
おーー、凄い落書だ。笑
そしてほんとパレットの様に汚れた
ビックホーンシープが居ました。🐏
?! 傍らには筆と
筆洗があります。
どうもこの落書き、、
い、嫌、、笑、、記念のサインは、
この筆で自由に書いて良いみたいです。
(スタッフ談)
では早速、私も。でも絵具は?
あー、良く見るとビックホーンシープに
絵具があって本当にパレットになっているんだ!
それでは、
SANNYのイメージカラーは
青と言う事で。
(なんせブログタイトルが、
青い空の下で、ですからね 笑)
青色をチョイス。
壁にサインを残しました。^_^
(やはり本性が出るのでしょうか、
最後のYは他と混ざってドス黒く
なっています 笑)
そして、六甲ミーツアート
2019最後の鑑賞作品は、
何と、六甲ケーブルカーの
車両内部にあるのです。
またお金を使わすつもりです。
商売が上手いねー!
しかもしっかり消費
増税で値上げしてるし。^^;
(590円→600円)
まぁ、日暮も近いし
下山はケーブルカーを
利用しようと
思っていましたから、
それは良いのですが。^^;
最後の作品、
作品No.1
タイトルは
「ときには、僕らも旅をしよう。」
FM802賞。
車内の客席に、
変なのが座って居ました。💺
電車?ケーブルカー?の被り物を
かぶってコスプレしています。
ちょっと、怪しい人形ですね。笑
被り物自体はぬいぐるみっぽくて
可愛いのですが、
その下の人形がリアル過ぎて、
本物の人間が座っている様に見えて
辺りの日も暮れかけているせいか
少し怖い作品に見えちゃいましたね。^^;
ほんとは作品タイトルにある様に、
ケーブルカーに乗って
旅(今回は芸術の旅かな)
に行こうって事でしょうが。
多分、この作品はNo.1なので最初に
見るべき物なんでしょう。
顔も進行方向(山方面)を向いているし。
ケーブルカーの天窓越しに
お月様が見えます。
久しぶりの山と言うのに、
私も一日良く頑張りました、
一日で全作品を観るのは流石に疲れます。
そして、
作品スタンプリレーも完了!
(但し、夜間展示作品は押せてません)
スタンプリレー用紙と共にもらえる、
オーディエンス大賞の投票用紙。
私はこの作品に投票。
六甲カンツリーハウスに展示されていた、
直線と曲線のパース(透視図)
の様な作品。近くで見ると
その線が全て糸で構成されていて
とても緻密性と創造性を
併せ持った作品だと思いました。
最後に今回のミーツアートでグランプリを受賞した作品を
また見てみましょう。
(六甲ケーブルカー山上駅舎内に点在しております、
詳しくは、六甲 秋空の芸術山歩 in 2019 ♫ レポPart.1参照)
全作品を見終えてみて改めて、この作品を観てみると現代アートって
非現実で身近に無い物の様で、見方によってふとした物にも芸術を
感じられる作品が多いだなーなんて思ってみたりもしました。
貴方の側にも現代アートがあったりするかも。^_^
以上、六甲登山&六甲ミーツアート2019レポでした。
今回はミーツアート10周年で、過去最多の作品出展数との事。
レポも3回に分けて、そのコメントも私の独断と偏見で
(少し辛口の批評はご容赦のほどを^^;)
書いて見ましたが、基本的にはまず作品を眺めて、
それから作品解説を読んで感想を述べてます。
作者の意図を超えて、現代アートという物は見る人で
成長するのだと思います。
その見る人が多ければ多いほど、作品は四方八方に
可能性を広げて行くのです。そして記憶にも残ります。
是非、観に行ってみてください。
私はまた、来年も同じように観れたら、
登れたら良いな~と思うのでした。^^/