梅雨は華を鮮やかに、大分県 九重連山 久住山を弾丸登山。
皆さま、こんにちは。
5月の爽やか季節を過ぎて、
もう日本は湿り気を帯びて
来ていますね。
そんな中、またもや昨年の秋に
九州 別府は由布岳に登った時以来の
関西⇄九州、2泊3日(船中2泊)、
弾丸登山に行って参りました!
あんた、もしかしてMっ気無い?
ってくらい、前回に懲りずに、
さらに厳しい日程計画を立てた為、
あわや登山する前にまさかの敗退か⁉︎
などと言う、スリリングな体験も
ありましたが何とか登山口まで辿り着き、
山登りを開始。
梅雨時期だけに山全体が薄い霧に
覆われて居ましたが、九州は九重の
雄大な山並みと、この季節に山を
鮮やかに彩る花、ミヤマキリシマの
群生に暫し足を止めて、
その幻想的な雰囲気に感じ入ったり、
癒されたり、また今回は珍しく
関西から2人の山友さん達と共に
この山旅をする事も出来まして、
私的には大変有意義な山行と
なりました。^_^
(九重連山 牧ノ戸登山コース
から霧霞のミヤマキリシマ群生地を撮影)
山旅のスタートは、言うまでも無く、
大阪南港さんふらわあの乗船からです。
🛳(弾丸フェリー 関西 九州 往復10,000円)
なんだか雲行きが怪しい、、。
この後、ある意味今回の山登りで
最大の核心部にぶち当たる事となるとは、、、。笑
まずコレをご覧ください。
今回の山行計画(前半記載部分)
余裕が無い日程と他に連れの方々
がいて責任もあるので、
自分なりに抜けが無い様に
頑張って作ったつもりでした。
(要所の乗り継ぎは現地営業所
まで電話で確認も行いました)
しかーし!
たった一つの大きなつまずきが
あったのです。
それは、電話で確認した相手が
間違って答えた事、
それに私が当日まで気付かなかった事。
「別府観光港、翌7:45下船🛳
同7:49バス乗車🚌」
電話:私「時間に余裕無いですが、
乗り継ぎ大丈夫ですか?」
電話:別府観光港の案内「大丈夫ですよ、
下船を確認してからバスは発車しますから 笑」
これにやられました。
大阪南港、さんふらわあチケット🎟を
購入時に窓口の方に念の為、
この乗り継ぎを確認した所、
「それ路線バスだから、🚌下船待ちは
無いと思います、多分観光バス
(温泉地への予約バス)
と間違えてますよ。」
?、、、、。⁈、、、、、!
な、なにー‼︎ あ、あのオヤジ!!!💢
(私はこう言う時、以外と冷静、
よって↑は心の叫びです。笑)
窓口の方は、多少時間ギリギリになって
も今日も船🛳の到着は15分位早かった
らしいですから
間に合うと思いますよ。
なーんて言ってけどかなり心配です。
しかしもう乗船時間です、
連れの方々に説明して不安になり
ながらも乗船しました。😰
乗船してからは登山でも良く考える、
リスク回避に没頭しました。
①もし、あのバス🚌に乗れなかったら?
②本当に下船は早くなるの?
③他の交通手段は?
色んな事を考えました。
幸いスマホの電波は洋上でも
繋がってましたから、
検索をしまくって何とか打開策を
探しました。しかし、昨年一度来たきり
の大分県、バスの路線はもちろん、
電車の路線すらどの駅が登山口まで
近いのか全く土地勘が無いので
解りません。
そして船の中、数時間の暗中模索を繰り返し、
さんふらわあの案内係さんにも
聞きまくって、、、。
そして一筋の光明が見えた。⭐️
同じ港の近くの停留所で当初の
バスから途中で乗り継ぐ予定だった別の
バス会社のバスが何と8:11に発車して
いるとスマホがヒットしたんです!
そうです、最初からこのバスに
乗れば良かったのです。昨年登った
同じ交通ルート九州横断道を辿るので
頭から昨年と同じバス(亀の井交通 ゆふりん号)を
利用するものと決めつけていた私でしたが、
これも船の中で解った事で、
このバスは今年からダイヤ改正があり
8:09→7:49へ変わっていたのでした。
以前の発車時刻なら7:45に下船しても
問題無かったんです。
(つくづくツイてません
亀の井バス、恨んでやる
←これを逆恨みと言います 笑)
しかし当初のバス
(亀の井交通 ゆふりん号)の
チケットも購入していた為、
結局 フェリー🛳の下船が早まる事
を願いながら、
また梅雨入り間近の九州、
明日の天気の好転も同時に
願いながら、てるてる坊主を連れの
方が作ったりして、船で就寝しました。
涙ぐましい努力。
フェリーの最安就寝区画は
山小屋のあの布団間隔と全く同じです。
(これ人生の縮図 笑)
翌朝、ついに勝負の下船時間
となりました!
の、前に、朝日をゆっくり観たり、
朝食バイキング🍱をたっぷり食べたり、
余裕をかましてたら船内アナウンスが、ピンポーン。
「本日の到着地 別府市は曇り後晴れ、
到着時刻は定刻となります。」
て、い、こ、く、、、しょ、しょうがない、、。^^;
もう、出たとこ勝負です!笑
7:45 船内おりば前。
(なんか時刻書いてると、
みたいだな 笑)
扉が開くと同時に、
我々3人はバス停🚏へダッシュ!💨
このバスだ!(7:49発)
で、、、。
バスの方が🚌が予定より5分程遅れて
来たので無事乗り込む事が出来ました。🥵
最大の危機を脱した一行は、
計画通り途中でバスを乗り継ぎ、
(約10分遅れて港から後を
ついて来た、船内で発見したバス)
登山口である牧ノ戸峠に到着。10:01
いやー、全くホッとしました。
ある意味、山登りよりスリルが
ありました。笑
(なんせこの便を逃すと次は
14時くらいの到着便しか無く、
もちろん他のバスは
ありませんから必死でした 😰)
ではやっと山登りブログらしく、
登山口からの山レポに移ります。
(まぁいつも私の山レポは
前振りが超長いのでご容赦ください 笑)
九重連山 牧ノ戸登山口。
やはり九州でも有名な山です。
登山口にはちょっとした飲食も
出来る売店もありました。🍦
売店を覗くと、登山バッチを発見。
連山だけに各山のバッチがありました。
私は登頂予定の久住山バッチを購入。
軽くストレッチして、
登山開始です。🥾
最初はデコボコに舗装
された道からです。
(まだ山に足が慣れて無いので
これが案外キツイ)
登山道沿いには火山地帯だけ
に黒っぽい火山岩があったりします。
その岩に、見つけました。
この山々にこの時期咲き誇る、
ミヤマキリシマの花。
(見た目は小さなツツジ)
ただし、麓に近い方は残念ながら
もう萎れていました。
先程のデコボコ道を終えると
東屋の休憩所があります。
そこから階段や木道が続いて、
露岩帯に移ります。
ミヤマキリシマはこの一週間が見頃、
この日は日曜と言う事もあってか、
多くの登山者が登っています。
足場が悪い岩場は大渋滞。
迂回路の梯子も渋滞。
(本来は下山方向の道らしいです)
渋滞のおかげ?で、
登山道の脇に咲くミヤマキリシマも
ゆっくり撮影出来ます。笑
小さく鮮やかな花がいっぱいです。🌸
岩場を抜けて、あと久住山まで3.6km。
おそらく冬場に雪が積もるのを
想定して高い位置につけた
登山道の目印ですが、
なんか犬🐶顔に見えませんか?笑
岩場以外の登山道は概ね広く、
このあたりにも
九州の山の雄大さを感じました。⛰
ピンク色の化粧パウダーを振りかけた様な、
ミヤマキリシマの株。
足元には小さく咲くイワカガミも。
薄い色合いのミヤマキリシマも
ありました。
(真っ白なのもあるみたいです)
だんだんと霧が出て来ました。☁️
霧が晴れると、
ミヤマキリシマの
大群落が。🌸🌸🌸
登山道のすぐ横に群生しています。
牧ノ戸峠、久住山、
星生山(ほっしょうさん)の分岐。
岩稜帯が多い星生山。
この角度から見たのを、
「ゴジラの背中」と言うらしいです。
モノクロ映画🎥時代のゴジラ。
(BGM🎵 ゴジラのテーマ by伊福部 昭)
カラー映画📹時代のゴジラ。
笑。なんて思ってると、
鞍部に到着。
久住分れ。
目の前に目的の久住山が
見え隠れしています。
ここが九重連山の
丁度真ん中辺りでしょうか。
避難小屋がありました。
かなり年季が入ってます。
さあ、最後の登りだ!
よく見ると山肌にたすき掛け
をした様な岩の筋が見えます。
久住山を登り始めるとこの日
初めての晴れ間が覗きましたー!😄
脇の斜面は一面のミヤマキリシマ。🌸
ケルンはケロッピ
(カエル)🐸みたい。笑
もう少しで山頂です。
標高 1786.5m
上空の雲が切れました。
お昼休憩。
最近山頂でのマイブームはゼリー。🍧
下山路はもと来た道を辿り、
バス停🚏に向かいます。
帰りのバス🚌は15:34発。
今から折り返したら何とか
間に合いそうです。
時間に余裕があれば少し先の
中岳まで行きたかったのですが、
今回は連れの方々も居るので
安全策を取りました。
(もう昨夜の様な悪夢は
繰り返したくありません!笑)
それにしても雄大な山ですね、
今でも硫黄が吹き出していて
山肌がこの様に白っぽくなったとの事。
まるで火星に居る様ですね。🐙
登った人数は同じだけ降る道理で
渋滞気味でしたが何とか
予定通り進めました。
下山路に咲くミヤマキリシマ
にお別れ。🌸
登山口の舗装路に着きました。
売店で、
リピーター多しとのジャムを購入。
作ってるらしいです、
帰宅してトーストに塗って🍞
食べましたが、変な雑味が無くて
美味しかったです。👅)
15:34発、
別府港第三埠頭行き。
別府観光港へ帰りのバス、
間に合いました。
別府に戻り、
少し乗船まで時間が出来たので、
昨年 由布岳登山の帰りにも寄った、
とり天の店へ。
酸味のあるタレと辛子を
付けて食べるのが、
旨いんです。🐤
さんふらわあ(フェリー)にも
無事乗船。
18:45 別府観光港を
大阪南港に向けて出航。
船内でくつろぎながら、
久住山の山バッチを眺めます。
オーソドックスなバッチですが、
しっかりと山の花、
ミヤマキリシマが
描かれてますね。⛰🌸
翌朝、一人でデッキに出て
慣れ親しんだ、
神戸 六甲の山並みを眺めました。
落ち着きます。
(今回の山旅で一番
落ち着いた。笑)
(BGM🎵川べりの家 by NHKドキュメント72時間 松崎ナオ)
6:35 大阪南港 到着。
昨年登った由布岳の
まだ奥にある九州の屋根とも言われる、
華の山、九重連山。
そこに行きたくて少し無理を
して行って来ました。
いつもソロ登山🥾がメインの私が
今回は3人で山登り。
実はこのメンバー、昨年の由布岳で
知り合った方々達なんです。
山は風景も人も一期一会で出会い、
また時には再会もします。⛰ 😄
良い山旅でした、
ちょっと、
ハラハラしたけど。笑