半分黄色で半分青色、5月の滋賀県 南比良を縦走。
皆さま、こんにちは。
4月の下旬に滋賀県は
琵琶湖の西側にある、
比良山系北部の山、
蛇谷ヶ峰に登って来たのですが、
まだ少し比良を登り足りなかったので、
令和の時代を迎えた5月、
今度は南に転じて南比良の権現山から
蓬莱山(琵琶湖バレイスキー場)
に掛けて縦走して来ました。
今回の南比良縦走は、
権現山からの快適な稜線歩きに始まり、
蓬莱山ではスキー場斜面に植えられた
満開の水仙が出迎えてくれて、
最後は山を下って琵琶湖の湖に
タッチすると言う、なんとも贅沢な
内容でした。^_^
(蓬莱山 水仙のお花畑で撮影)
登山ルートは南比良山地を西から
東に跨ぐ形。
北比良の蛇谷ヶ峰もそうでしたが、
比良山系の西側の山間部から登る
ルートでは駅から登山口までに距離が
ある為、マイカーを持たない私は
仕方なくバス利用となります。
朝の京都、鴨川を渡って
電車を乗り継つぎ、🦆
京阪出町柳駅前から始発7:45の
京都バス🚌に乗り込み、
登山口のある平(だいら)バス停まで
向かいます。
江若バスが同じ平バス停まで
出ていますが、始発8:50と遅く
料金も少し高いですからこちらがお勧め)💰
この日は天気にも恵まれ土曜日という
事もあってか、バスは臨時便が
出る程に満員でした。👨👨👧👦💦
8:30頃 平バス停に到着。🚏
バス停には登山届けもあります。📝
(遭難の多い比良山系の登山口には
殆ど置いてあるのでは無いでしょうか。
まぁ、今はインターネットで届けるのが
多いのでしょうけど)📮
東の比良山地と西の京都北山の
合間を抜ける、通称 鯖街道を歩いて
登山口に取り付きます。
(昔 若狭から京都に向かって
この街道を利用して魚が運ばれました)
登山口にある標識、
花折峠 登山道入口。
(標識にある権現山
アラキ峠経由に進みます)
給水施設を通り過ぎ、
途中のアラキ峠から権現山へ、
そして、倒木の玄関アーチをくぐり抜けます。🌲
(何だか、前回の蛇谷ヶ峰登山も
バス→登山口→給水施設→
倒木アーチと同じ
展開になりました。^_^)
朝日を浴びる森林地帯、
歩いてて気持ちが良いです。🌞🌳
でも事前の情報ではこの辺りは
気温が高くなると山蛭(ヒル)
が発生するとの事。
対策の為に、ヒル忌避剤の
「ヒル下がりのジョニー」
を全身に振りかけてます。
足にくっ付いて無いか確認しながら
歩いてます。💦
登山道はやっぱり昨年の台風の
影響で倒木だらけですが、
通り道を作る様に切り払われていて、
中にはこんな踏み台も
作られていました。
職人さんのちょっとした
遊び心かな。🌲
木々の間から琵琶湖が
少し見えて来ました。
権現山への中間地点、
アラキ峠に到着。
前回と一つ違う所、ガッツギアじゃ無く
ダイエットエクササイズを飲みます。🍼
どちらもアミノバイタルの商品ですから、
アミノ酸を補給出来て行動食にはピッタリです。😋
倒木を乗り超えキツイ登りを抜けると、
開けた権現山 山頂直下に出ます。
西側には京都北山の山々。⛰
東側には琵琶湖西の山々。⛰
右手奥の山はおそらく延暦寺が
ある比叡山(標高 848m)です。
南比良 権現山 登頂。
(標高 996m)
山頂からは琵琶湖が見渡せて
素晴らしい景色です、最高の一言。^_^
しばし景色を見ながら小休憩。
そしてまた進路を北(ホッケ山、蓬莱山)
に向けて歩き出します。🥾
稜線の向こうに琵琶湖の湖面に
映った山々がこの日はハッキリ
見えました。⛰
手前の山の向こう(二段目)に見える山が
登山道の脇には琵琶湖を望む様に
小さなお社台がありましたので、
手を叩いて本日の安全登山を祈願。👏
さらに脇にはイワカガミが
咲いていました。🌺
それにしても、大変気持ちが良い縦走路です。
登山の本に比良の魅力の一つに
南比良の稜線歩きが挙げられていましたが、
納得しました。
^_^
所々に立つ木には白い花を付けた物も。
白い花弁に光が反射して
眩しいくらいです。
良い山だなぁ。⛰
日差しは増すばかりでしたが、
それも稜線を通る風が暑さを
和らげてくれました。🍃
標高が1000mに近づき
森林限界を迎えると次第に
高木が無くなって来ます。
次の頂きの
ホッケ山に到着。⛰
比良山系は前回の蛇谷ヶ峰
(オグラス山)も
そうでしたが、カタカナの
地名が多くあります。
山頂に立ち、一瞬 以前 居酒屋で食べた
ホッケ🐟を思い出しました。笑
さて変な妄想を切り上げて、
あの最終地点の山(蓬莱山)
を目指します。笑 👉
天気も良く、
足取りも軽くなる山道です。🥾
右手には常に琵琶湖が望めます。
もう最高な気分です!👍
馬が酔っ払う木と書いて、
馬酔木(アセビ)が咲いていましたが、
私もこの景色に少し酔ってしまった。🍶 笑
もう少しで蓬莱山。
手前には可愛いお地蔵さんが
鎮座していました。
お地蔵さんに手を合わせて
一旦鞍部に降り、
ちょっと寄り道。
小女郎ヶ池(こじょろがいけ)
標高1060mに位置する池で、
解説にある通り、
悲しい伝説がある池です。😭
でも昼も近づき、
お腹は空いてるので持参した
生ハムパンを食べます。🥪
ふと気付いた足元のランチョンマットに
よく見たら人に混じって一頭の
熊🐻が歩いてる、、、。
比良山系にはよく熊が出没しますので、
縁起でも無いです。
しかし長年使ってますが、
描かれてるのこの時に初めて気がつきました。
これは「気をつけてね」とお孝さんからの警告かな?笑
池のほとりで昼休憩。
適度に風も吹いて来て、
iPhoneで毎年5月の山登りで必ず聴く曲をかけました。
岡村孝子さんの
「五月の晴れた空」🎵
この季節にはピッタリの曲です。
岡村孝子さん、
(現在 ご病気と聞いています。
一日も早いご快癒をお祈りいたします。)
しかし晴天なのは良いのですが、
この気温は今風に言えば、
ヤバイです。(35度とかありえん)笑
昼休憩を終えて池から鞍部の分岐点に戻って来ました。
いままで登って来た南のホッケ山方面。
これから向かう北の蓬莱山方面。
豪快な倒木や、
馬酔木(アセビ)の脇を通って、
蓬莱山山頂に進みます。
最後の登り手前のお地蔵様に軽く目礼して、
少しザレた道を登り切ると、
蓬莱山、
山頂に到着します。
標高 1174m也。
展望は充分過ぎる程と言っておきましょう。
東側には当然 琵琶湖が美しい姿を
見せてます。
手前の白い球体は、なんと!
外界を遮断するカップルシートでした。笑笑
その他にも琵琶湖に向けて、
ベンチやブランコが設置されてました。
こんな遊具も。^_^
この山は冬はスキー場
(琵琶湖バレイ)として営業して
いますので、スキーリフトなんかもあります。
この観光客の多さですから
この季節も移動用として稼働してました。
(麓からもロープウェイ🚡を
利用して登って来れます)
そして、そのスキー場のゲレンデ斜面を
利用して作られたのが、
この一面に広がる水仙のお花畑です。🌼
彼方には比良山系の最高峰、
武奈ヶ岳(標高 1214m)も見えていました。⛰
鮮やかな黄色い水仙の花。
これは観光客も来るはずですね。^_^
中には八重咲きの水仙や、
白い水仙、
全部が黄色の水仙もありました。
手持ちのカメラでちょっと遊んでみました。
無色の世界が有色の世界に、
どっかのビール🍺のCMみたい。笑
ほんと、いつまで見ても見飽きない光景でした。^_^
蓬莱山から少し歩くと、
山上(蓬莱山の横にある打見山)
には色んな遊具施設があります。
空を飛ぶクマタカになれる、
マウンテンホーク。🦅
飛んでってますねー、人が。笑
高所恐怖症の方は無理でしょうね。
(飛行料金3000円との事、
私はこっちの理由で無理 笑)
私には無料のこっちで充分。
思いっきり、空を飛びました。🦅
但し、手離したらほんとに飛んでくから
注意です。笑
他にもこの日はなぜかハワイアンアロハが
あったりと、もう何でもありでした。
^_^ 🌴🌺
人気施設のびわ湖テラス。
テラスの先に水盤が張ってありまして、
琵琶湖の水との遠近感が楽しめます。
水平線を重ねる感覚でしょうか。
私は琵琶湖側より、
比良山地を望む山側が気に
入りました。^_^
水に浮かぶ、比良山系。⛰
またちょっと遊んでみました。^_^
さて、下山しましょう。🥾
ロープウェイ🚡も検討しましたが、
料金がまた、た、高いー!片道1400円。
ぜったい無理!
え、犬🐶も500円!
幼児より犬が高いってどう言う理由よ。
(猫はタダかなと少し気になります 笑)
という事で歩いて下山します。笑
下山口にある、天命水。
山登りブロガーとしてはもちろん
飲む!っと普通は言うでしょうが、
私はこの手の山の水は決して飲みません。
山登りはこの辺りに経験の差が
出るのですよ。フフフ。🥛
笑
下山路はロープウェイ🚡の下をくぐって
トラバースして行きます。
よし、あそこ
(言わないでも分かりますよね)
まで行くぞ!🥾
でもキツそうな降りにボー然。笑
下山路は花崗岩がザレた感じの道。
下山時は滑りやすいのでストックを
効かせて降って行きます。
膝には来ますが、石楠花が咲いてて
目は和ませてくれる道です。🌺
途中のクロトノハゲと言う露岩帯です。⛰
思い返せば、数年前に私が一番最初に登った
比良山地はこの蓬莱山、
それもこの下山路を逆に登って
来たのでした。
その時もこの岩に登ってこの同じポーズ
で写真撮った物です。⌚️(腕時計も同じ物)
午後の優しい日差しに照らされた、
イワカガミ。🌺
クロトノハゲからの下山路、
キタダカ谷道は倒木に岩が
多い足元など歩き難い道です。
(そう言えば昔、まだ山登りに慣れて
無い頃、ひーこら言いながら
登ったなぁ笑)
キタダカ谷道にある巨木 天狗杉。👺🌲
木肌に手を当ててパワーを補充、
した気分。^_^ 💪
ガタガタ道から
やっと林道に切り替わり、
キタダカ谷道の
登山口表示で山道は終了。
(通行困難、でも思った程は無いですよ、
山登りに慣れた今だから言えますがね 笑)
いやー、久しぶりに良く
歩きました。😅
(約18km)
トンネルを抜けるとそこは、
セブンアップだった。🥤
山登り直後の炭酸は、、
もう言葉になりませんね。^_^
昔、登った時にもお参りした樹下神社。(じゅげじんじゃ)
お参りして、安全登山が出来た事に
感謝しました。^_^ 🙏
参道の鳥居から登って来た山々を
振り返る。⛩
山上であれだけ遊んだのに、
ハイスピード下山を実施したので
日暮れ前に無事下山出来ました。
(地図に約2時間半の行程を1時間と少しで下山)🥾
JR湖西線の高架を抜けると
今回の最終目的地、
琵琶湖に到達。🌊
あの山から目指した水に
触れてみます。
下山で火照った手には気持ちが
良かったです。^_^
滋賀県 琵琶湖の西に広がる
南比良の山々、⛰
また登りに来ます。
(この日、心に決めました)^_^