山納め 猫の笑顔で癒されて、六甲〜有馬縦走。
皆さま、こんにちは。
今年も残すところ、
あと少しですね。
基本的に寒さが苦手なので、
山に雪が降り積もる前
今年最後の山登りに行って来ました。
その山は、関西では王道の六甲山。
その中でも王道な芦屋ロックガーデンから、
最高峰、有馬温泉コースを歩いて見ました。
(芦屋ロックガーデンにある
風吹岩の名物、風吹猫を撮影。
まん丸の冬毛でニンマリ。)
以下、本文。
私、猫は大好きなんです。
ま、それはさておき。
平日朝の阪急芦屋川駅を降りて
登山口に向かいます。^_^
この道、
六甲に登る時にもう何回通ったかなぁ。
芦屋の山の手、
高級住宅街の奥に
登山口であるお茶屋さんが有ります。
この辺りには、
猪がうようよ居るので注意します。
低山の六甲山とは言え、
山に入る時には大事ですね。
お茶屋さんが何軒か並んますが、
もう営業して無い店もありそう。
登山口直下には、
高座の滝があります。
六甲山の登山を広めた人物です。
高さ約10m位でしょうか。
説明板が新しくなっていました。
脇には登山会の方々でしょうか、
短歌も掲示しています。
ゴミ注意に、登山道案内、
どちらも大事です。
高座の滝の鳥居から山登りスタート。
今年最後の山登り、頑張ります!
ルートは王道の中央稜線コース。
芦屋ロックガーデン。
一応、鎖場もあります。
ロックガーデンは六甲の名所。
そこをエッチラホッチラと
よじ登ります。
寒かったですが、清々しい山の朝。
六甲山の登山道は道迷いの名所でもあり、
正規ルートには丸いマーキングも見られます。
振り返ると、
雲の流れがなんとも綺麗。
花崗岩が風化して織りなす、奇岩群。
ちなみにあそこにも登れます。
この日は平日なので幾人しか
居ない登山道ですが、
週末となると人気で行列のできる登山道。
だから道もこんなに削られています。^^;
花崗岩の石模様。いつだったか、
山登り☆大好きのガイド、
加藤さんの山セミナーで六甲山の
成り立ちについて詳しく
聞いたのを思い出しました。
約1万年前に地下深くで出来た花崗岩が
隆起して出来た山との事でした。
ロックガーデンの風吹岩に到着。
六甲山でお決まりの兵庫登山会さんの掲示。
岩に登って見ると、
珍しく誰も居ない、、、
と思ったら、先客(名物、風吹猫)
が居ました。笑
っと思ったら近寄って来て、
ちょこんと座り
キレイ、キレイ。^_^
餌を欲しがってそうでしたが、
行動食(チョコボール)は
私だけ食べました。笑
見渡すと、朝靄ごしの神戸の海。
小休止の後歩き始めます。
サヨナラ猫ちゃん、また来年。^_^
ニャ〜〜。
複雑に入り組んだ、
六甲山の登山道。
横に逸れて、
その名も横池へ。
私のトレッキングポールだけで、
だーれもいないー。
空虚感漂う横池から登山道に戻り、
六甲最高峰へ向かいます。
六甲の水はあまり美味しくないので注意。^^;
獣避けのゲートを過ぎれば
分岐点の雨ヶ峠に到着。
詳しい案内板があります。
今まで来た道、
これから向かう道。
そしてその距離。
そして六甲の通としては、
七曲り方面には行かずに
東おたふく山に向かいます。
(六甲最高峰にはどちらでも辿り着けます)
東おたふく山、
山一面がススキの植林地となって居て
快適な稜線歩きが出来ます。
夏場には青々とした草原になります。
足元には松ぼっくりが数多く落ちてました。
この行先表示板がある所が、
東おたふく山山頂。
一応、見晴らしは良くて休憩出来ます。
東おたふく山を下るといよいよ
六甲最高峰に至る山登りになります。
今回は人にあまり出会わないので、
もっと人に出会わない、
蛇谷北山コースを選択。^_^
荒れた山道ですが、
実はその殆どが尾根歩きなので、
一般に多くが登る七曲り
(九十九折)より登り易かったりします。
但し、登山道自体が細く、
夏場は笹が生い茂り道が見え難かったり、
片側が切れ落ちたナイフリッジの様な
場所もあり、踏み外すと滑落する
恐れもありますから、
注意は必要です。
それでも最近 道案内板も増えて、
迷う事は無いです。
台風の影響はありますが、
逆にアスレチック感があって楽しいかも。^_^
案内板に山頂への標識が増えてました。
そういえば、
ここ(蛇谷北山山頂)
来た事あったかなぁ。
いつも通り過ぎてしまうので
来た事無かったかも。
銘板によると、
芦屋市の最高峰らしいですね。
南側が抜けていて見晴らしは良かったです。
蛇谷北山は笹の山。
笹藪を出たら身体を払って
マダニに注意しましょう。^^;
冬枯れの尾根歩きを続けて、
ここを登ると、
一軒茶屋(六甲最高峰)方面への分岐点、
六甲山神社(石の宝殿)に着きます。
今年一年無事に山登りが出来た事の感謝と、
来年もまた安全な山登りが出来る様に
祈願しました。^_^
神社を出て、
六甲最高峰へはこのトンネルを抜けます。
(一応路肩に歩道有り)
トンネル内に市の境界がありました。
彼方に見える電波塔が六甲山最高峰です。
一軒茶屋。
最高峰下にはお茶屋さんがあります。
寒くて震えてたので、
暖かいキツネうどんを食べました。
(500円也)
一軒茶屋から最高峰への舗装路。
(茶屋前はハイウェイが走っているので、
最高峰には車でも来れます。)
階段を登っていると、
今度は猫じゃなく、
犬がお出迎え。^_^
ワン!
六甲最高峰の石碑を踏みます。
そしてその奥にある最高峰の広場。
六甲山(山系)の最高峰。
931mに登頂。
いつ来ても初心に帰ると言うか、
やはり良い山です。
木塔も踏んで、三角点もタッチ。
しかし、、、
誰も居ない六甲最高峰。
ある意味、
レアな体験をしました。笑
一軒茶屋前の自販機で買った
ホットココアを
ぼんやり空を眺めながら、
ゆっくり飲みます。
来年もまた六甲山、
何回も登りたいなぁ。^_^
神戸方面は晴れて来ていました。
うむ、これぞ青い空の下だ。^_^
最高峰で休憩した後、
下山路の魚屋道(ととやみち)
を通って、有馬温泉に向かいます。
落ち葉の登山道。
一部崩落、迂回する階段が出来てました。
ここ以外にもまだ通行止めがある様ですね。
崩落した所もありますが、
魚屋道自体は傾斜も緩やかで、
時々ベンチもありますし、
登山初心者で初めて六甲に登るなら
この道を行くと疲れないと思いますよ。
この登山道にはその昔、
トンネルがあった様です。
今は埋もれてますがね。^^;
歩いてたら道沿いの柵に、、
「絶景」の文字が、、、。
柵を跨いで行くと、
なるほど見晴らしの良い場所に出ました。
小さく六甲有馬間を繋ぐロープウェイも見えます。
案内板が瓢箪の形。
千成り瓢箪に因んでるのでしょうね。^_^
この虫地獄の石が見えたら、
有馬に到着です。
お助け杖がエライ事になってます。笑
それだけ登山者が多い証ですね。
有馬でも来年の安全登山を願おうと、
下山口横にある有馬稲荷神社に参ります。
下山した途端の石段登り。^^;
あーしんど。笑
深い階段、
あーしんど。
やったーと。
有馬稲荷神社に到着、
来年の安全登山を祈願。
稲荷神社だけに狐様もいらっしゃいます。
神社前広場からは有馬温泉が一望。
社務所前には寒椿?
綺麗に咲いていました。
有馬温泉街。
最近はオシャレなお店が増えて来ました。
そして今年の山登りの締め、
有馬温泉 金の湯。
脇にはクリスマスの雰囲気。
金の湯 入浴料、大人650円。
(恐らく、有馬温泉で1番安く入れる温泉)
有馬温泉には無色透明の銀泉と、
この金の湯の様な茶褐色の金泉があります。
塩分が多い湯らしく湯あたりに注意との事。
しかし、湯あたりしそうな位にゆっくり入って、やっと山登りの疲れを取りました。^_^
ひとっ風呂浴びた後には腹が空くもの、
金の湯横で酒まんじゅうを頂きました。
温泉にはやはりまんじゅうが似合いますね。
蒸し立ての熱々、美味しかったです。^_^
また温泉街を歩き、
この赤ポストを曲がると、
これぞ温泉神社と言う、
有馬天満宮に着きます。
天神泉源。
ここには湯の源泉が湧き出る井戸があります。
ここでもまた来年の安全登山を祈願しました。
今年の山登りを思い起こせば、
初登りの比叡山から始まり、
九州まで足を延ばした秋の由布岳、
などなど、どれも山で出会った
方々との交流が多い山登りでした。
また山小屋泊などの初めての経験もあり、
山登り5年目にして山の楽しさがまた
改めて解った1年でした。
来年もまた新たな経験や発見がある、
楽しい山登り☆をしたいと思います。
皆さま、
また来年も宜しくお願いいたします。^_^