SANNYの青い空の下で。

⛰️ 関西の山を中心に、楽しく山歩(さんぽ)した記録をブログにしました。⛰️

秋晴れの日 いつも眺める山を縦走、大阪府・奈良県 生駒山。

皆さま、こんにちは。

秋晴れの日が何日か続いたので、

ここは山に登ろうと、

何処の山に行こうか考えてましたが、

歩きながらふと見上げると、

あーあったね。っと。^_^

いつもは近すぎて、

いや、日常に溶け込み過ぎてて存在が

分からない山が、、。

大阪の東、奈良との境にある山、生駒山

その山並みは東西に大阪と、奈良を隔てて、

山脈は南北に貫き、山上にはドライブウェイが走って

それと並行する、約20km以上はあろうかとも

言う、歩行者用の縦走路もあります。

大阪側、奈良側から登るハイキング道も多くそこに

交差して、コースバリエーションも豊かな、

山登りには適した山となります。

標高は、頂上が642mあまりの低山ですが、

山頂には遊園地や展望台もあったりして、

私的に山を楽しむのにバッチリな

シュチュエーションも揃っています。^_^

f:id:SANNY7:20181105194358j:image

生駒山の山上遊園地 飛行塔を撮影。

昭和4年に設置、国内の施設では

最古の遊戯乗物。)

以下、本文。

 

生駒山への登山口は、

先に述べた様にいくつかありますが、

以前に一度 南の高安山から入り、

北にある生駒山山頂まで縦走した

事があったので、今回は逆の北から入り、

南に抜けようと計画。

生駒山の北側山麓近鉄 石切駅

(昔、大阪城の石垣の石を切り出した

事からついた地名)

からスタートしました。

f:id:SANNY7:20181105195806j:image

石切駅のホームの先には、これから登る生駒山

大阪府から奈良県まで貫通するトンネルがあります。
f:id:SANNY7:20181105195756j:image

駅前の観光案内板に登りのハイキングコースが

表示されていました。

左の、くさかハイキングコースを歩きます。
f:id:SANNY7:20181105195814j:image

空を見上げると、いわし雲か、さば雲か、

秋の雲が一面に広がっていました。

f:id:SANNY7:20181105195810j:image

石切駅は高台にあるので、

すでに大阪平野が見下ろせます。
f:id:SANNY7:20181105195759j:image

このハイキングコースは、

生駒縦走コースの一部。
f:id:SANNY7:20181105195803j:image

住宅街の少し奥が登山口となります。
f:id:SANNY7:20181105195823j:image

倒木の門をくぐって歩きだします。
f:id:SANNY7:20181105195749j:image

朝の山は本当に気持ちが良い。^_^
f:id:SANNY7:20181105203543j:image

先程駅から見上げた雲が樹々の間から

垣間見えました。

f:id:SANNY7:20181105203747j:image

ハイキング道と言えども、

このコースは少し野性味があります、

f:id:SANNY7:20181105204659j:image

でも階段も所々には整備されてはいますので、

安心して登れます。
f:id:SANNY7:20181105204621j:image

手の平に小さな秋を感じつつ。^_^
f:id:SANNY7:20181105204625j:image

椎茸の茎を切ったかの様なベンチで一休み。

(よく見ると、誰か帽子を忘れてますね)
f:id:SANNY7:20181105204645j:image

道の脇にもベンチがあったりしますから、

ゆっくり登れます。
f:id:SANNY7:20181105204630j:image

路傍のお地蔵様に、今日の山登りの安全を願って。
f:id:SANNY7:20181105204702j:image

再スタート。
f:id:SANNY7:20181105204636j:image

季節外れ?のツツジが咲いていました。
f:id:SANNY7:20181105204614j:image

ハイキングコースは山頂に近づくと、

舗装路となります。
f:id:SANNY7:20181105204652j:image

鉄塔を過ぎると、

f:id:SANNY7:20181105205508j:image

展望の良いベンチがまたありました。
f:id:SANNY7:20181105204706j:image

山頂周辺になり、標高も高くなったせいか、

紅葉もちらほら見え出しました。

f:id:SANNY7:20181105210918j:image

f:id:SANNY7:20181105210928j:image

ハイキング道から縦走路に移り、

生駒山 山頂がある遊園地を目指します。
f:id:SANNY7:20181105210907j:image

f:id:SANNY7:20181105210924j:image

背の高い赤白の電波塔が見えたら、

生駒山山頂の遊園地に到着です。
f:id:SANNY7:20181105210915j:image

年季が入ったウォータースライダーですね。

(まだしっかり稼働中 ^_^)
f:id:SANNY7:20181105210935j:image

f:id:SANNY7:20181105210858j:image

山頂の三角点は、

何とミニSLの路線内にあるのです。

(2周 300円、三角点を踏むには必要か?笑)

f:id:SANNY7:20181105210947j:image

さすがにいい年したオッさんが1人で

乗り込むのは、周囲が引き過ぎると

思ったので、遠目から撮影。笑
f:id:SANNY7:20181105210939j:image

しかし、

三角点は一等三角点でした。凄い。^_^

(三角地点は奈良県側に属するらしいですね。)
f:id:SANNY7:20181105210931j:image

園内は、昔からあるレトロな雰囲気を

醸し出した良い感じ。

奥に見える、あの飛行塔は以前から

気になっていたここの乗り物。
f:id:SANNY7:20181105210951j:image

意を決して、オッさんが乗り込みます!

f:id:SANNY7:20181105213812j:image

チケット購入。

大人1名お願いします。(恥ずかしい)

周りは家族ずればかり。笑
f:id:SANNY7:20181105213723j:image

プロペラ機、ある意味シブい飛行機です。^_^
f:id:SANNY7:20181105213707j:image

3号機に搭乗、上昇して行きます。
f:id:SANNY7:20181105213730j:image

ブーーン、ブーーン、

ブーーン、ブーーン、

ブーーン、ブーーン。

か、かなりブン回されます。
f:id:SANNY7:20181105213714j:image

ご一緒に搭乗したご家族ずれのお子さんは、

「怖いー、僕 2度と乗らないー!」

と叫んでいました。^^;
f:id:SANNY7:20181105213703j:image

しかし、景色は抜群。

先程登ってきたハイキングコースも

見えます。^_^

他にも遊戯施設は、

メリーゴーランド、お化け屋敷、

空中サイクリングなど一杯ありました。

f:id:SANNY7:20181105215729j:image
f:id:SANNY7:20181105215725j:image
f:id:SANNY7:20181105215733j:image

お客さんも休日のせいか多くて

皆さん笑顔で楽しんでいらしゃいました。^_^

 

さて、山登りブログと言う事を忘れそうに

ならないうちに山レポに戻りたいと

思います。笑

 

遊園地から南に向けて縦走路を少し

進むと、ドライブウェイとまた交差します。

f:id:SANNY7:20181106094411j:image

そこにある駐車場付きのパノラマ展望台。

f:id:SANNY7:20181106092558j:image

金剛生駒国定公園の石碑。
f:id:SANNY7:20181106092548j:image

昼と夜の風景を載せた案内板。
f:id:SANNY7:20181106092554j:image

大阪側は真っ青な秋晴れです。

奥に少し雲が掛かっているのは、

大阪湾を挟んだ神戸の六甲山地ですね。
f:id:SANNY7:20181106092610j:image

反対側の奈良側は、

大和斑鳩の里、法隆寺がある

矢田丘陵が見えます。

(以前、あそこも縦走した事が

あります。)

f:id:SANNY7:20181106092606j:image

少し休憩して、

案内にもある暗峠に歩き出します。

暗峠(くらがりとうげ)。

f:id:SANNY7:20181106094330j:image

怪しい名前ですが、

日本の道百選にもなっている国道

国道308号線)なんです。
f:id:SANNY7:20181106094323j:image

現在も大阪、奈良間を行き来する生活道として

利用されている様です。

(大阪側からの傾斜角度はなかなか急だと

の事。地元のハイカーさん 談)
f:id:SANNY7:20181106094333j:image

国道で石畳みなのは、ここだけらしいです。
f:id:SANNY7:20181106094312j:image

名前の由来が書かれていました。

この他にも単純に薄暗い峠だからや、

あまりにも険しいので馬の鞍が

ひっくり返ったのが転じた説も

あるようですね。

芭蕉重陽句を詠んでます。

「菊の香にくらがり登る節句かな」f:id:SANNY7:20181106094326j:image

重陽節句(9月9日)からは少し

過ぎてましたが、

縦走路には白い小さな菊も

咲いていました。

f:id:SANNY7:20181106100355j:image

暗峠の名物お茶屋さん、すえひろ。
f:id:SANNY7:20181106094319j:image

暗峠生駒山縦走路の中程に

位置しますので、

端から歩いてくれば

通過するのは、

丁度お腹が鳴る、お昼時になります。笑

丼ぶり物に、カレーにうどん、おでんもあったり、

メニューも充実してますね。

(私はスルーしましたが、貧乏 ^^;)
f:id:SANNY7:20181106094316j:image

暗峠を越えて、縦走路をさらに

南下して行きますと、

またもや展望が素晴らしい、

「ぼくらの広場」に到着。

f:id:SANNY7:20181106101605j:image
f:id:SANNY7:20181106101601j:image

中央に小さくですが、

ラグビーの聖地 

花園競技場も見えます。
f:id:SANNY7:20181106101550j:image

この眺めを見ながら、昼食。

コンビニで買った鶏飯ですが、

美味かったです。

(聞いた話ですが、登山中は体が

エネルギー源を常に欲している為に、

普段より美味しく感じるらしいですね。)

f:id:SANNY7:20181106102105j:image

「この眺めは府民の宝です」?

どこかに似たフレーズがあった様な、、。
f:id:SANNY7:20181106101800j:image

たしか、、

六甲山の風吹岩広場の案内板。

(以前、六甲山に登った時に撮影)

f:id:SANNY7:20181106102909j:image

こりゃどっちかがパクってますね。笑

注意板にある通り、昼食で出たゴミを

ちゃんと持ちかえり、広場を後にします。

そして、この縦走路 最後の目的地に

向かいます。

自転車禁止と荒々しく書かれた

標識を過ぎ、

f:id:SANNY7:20181106103937j:image

怪しいキノコの避難小屋?^_^も過ぎ、
f:id:SANNY7:20181106103941j:image

V字型の登山道を進むと、
f:id:SANNY7:20181106103944j:image

「鐘の鳴る展望台」に到着します。

(12mはおそらく展望台の建物の高さ)

f:id:SANNY7:20181106104720j:image

しかし、以前この縦走をした時にも

ビックリしましたが、

まるで水泳競技の

飛び込み台の様な建物です。

f:id:SANNY7:20181106105147j:image

あの先っちょまで登れますが、

少し怖いかも。^^;

f:id:SANNY7:20181106105815j:image

階段途中には、建物の名前の通り、

鐘が設置されていました。

f:id:SANNY7:20181106104715j:image

カラーーン、

カラーーン。

f:id:SANNY7:20181106104712j:image

鐘を鳴らして、先っちょに到着。

こ、怖〜〜。^^; 手摺り細いし、

錆びてて古そうだし。笑
f:id:SANNY7:20181106104724j:image

しかし、実は今回 縦走の目的は、

ここの眺めを見に来たんですよね。^_^
f:id:SANNY7:20181106105048j:image

いやー、素晴らしい!

まさに、この眺めは私の宝です。^_^

f:id:SANNY7:20181106104918j:image

でも、見惚れていても

決して手摺りは離しませんが。(ヒシッ)笑

 

こんな場所は、神戸のビーナスブリッジ

みたいに恋人の聖地でもあったりします。

鍵だらけ、、

そんなに拘束したいのかねー。

あーヤダヤダ。笑
f:id:SANNY7:20181106104914j:image

この展望台で話かけた

地元のハイカーさんに

最短で駅に向かう

下山道を尋ねた所、

ここからは縦走路の南端、

高安山まで行かないと無いよ」

って教えて頂きまして、

やはりそうかー、前回歩いた縦走路を辿るしか

無いとしかたなく高安山に向かって歩き出しました。

f:id:SANNY7:20181106113724j:image

しかし振り返って見ても、

あの先っちょ、危ないよなぁ。笑

f:id:SANNY7:20181106113735j:image

再び、ドライブウェイと並走した

縦走路。こっちも危ない。^^;
f:id:SANNY7:20181106113707j:image

今年の台風の影響のせいか、

生駒山もあちこちで整備工事が

されていました。

(ドライブウェイは現在途中で

通行止めらしいです)
f:id:SANNY7:20181106113731j:image

縦走路は巻道がありますので

歩行は可能。
f:id:SANNY7:20181106113717j:image

足元にはピンク色の八重咲きの椿が

咲いていました。
f:id:SANNY7:20181106113739j:image

この縦走路は、近畿自然歩道にも

指定されている様ですね。

自然豊かな道です。
f:id:SANNY7:20181106113703j:image

一部舗装された道沿いには
f:id:SANNY7:20181106113727j:image

黄葉したイチョウの木がありました。
f:id:SANNY7:20181106113710j:image

もちろん紅葉も。^_^

f:id:SANNY7:20181106141355j:image

高安山に到着。

山頂には気象庁のレーダー塔があります。

f:id:SANNY7:20181106114042j:image
f:id:SANNY7:20181106114154j:image

レーダー塔を過ぎると、

今回の終着地、ケーブルカー駅に着きます。

近鉄西信貴ケーブル 高安山駅

 

f:id:SANNY7:20181106114059j:image

ケーブルカー駅前の東屋で一休み。
f:id:SANNY7:20181106114050j:image

自販機で140円と微妙に高い ^_^

ゼロシュガーコーラで喉を潤してから、

f:id:SANNY7:20181106155420j:image

f:id:SANNY7:20181106120152j:image

虎さんマークのケーブルカーで

下山しました。
f:id:SANNY7:20181106114046j:image

夕暮れ前の大阪平野の街並みが

綺麗ですね。
f:id:SANNY7:20181106114106j:image

今回の生駒山縦走、

夏の北アルプス蝶ヶ岳

秋口の九州別府 由布岳と、

最近 遠征登山が続きましたが、

やっぱり私と言えば低山と思いまして、

それも思いっきり近くの山を選んで

山行してみました。

 

展望台がいくつもあるこの縦走路は、

この日の高気圧に覆われた

秋晴れにも助けられて、

素晴らしいの景色が何回も楽しめました。

(あの飛行塔の目が回るような

眺めも最高でした。笑)

 

大阪府民のシンボルの山 生駒山

大変 良い山でした。

皆さんも車で通るだけじゃ無くて

いつか登ってみてくださいね。^_^