初秋の大分県 別府 由布岳を弾丸登山!☆ レポ後編
皆さま、こんにちは。^_^
フェリーの船旅の前編に引き続いて、後編はやっぱり山登りブログらしく、
由布岳 登山口からスタートします。
(と、言いつつ イキナリ 秋の味覚 柿。東峰 山頂でかじりつく数秒前に撮影。笑)
阿蘇くじゅう国立公園 由布岳正面登山口。
登山口にはやっぱり、案内表示板がありますよね。
(前編レポでバスの車内から見えてた山で、山頂へ向かうロープウェイもありました。)
表示板では左側の山が由布岳です。
案内に合わせて、山の情報を伝える掲示もありました。どうも以前に登山規制があったようですね。
山容から円錐型の山で、登山道の傾斜もキツイでしょうから、
ちゃんと杖も用意されてました。
由布岳とトンボがデザインされた登山届けのポストもあります。
さあ、山登り開始です!
それにしても、立派な姿をした山ですね。
THE 豊後富士!納得。 ^_^
裾野には大昔に火山活動があった山だけに、
黒っぽい火山岩が点在しています。
笹原にはリンドウの花が咲いていました。
名前が分からないピンク色の植物や、
栗かドングリのイガイガも落ちてます。
ススキも揺れてて、いやー秋ですね~。^_^
西を振り向くと、なだらかな笹の原っぱが
日に照らされて輝いていました。
右奥に少し尖った所がありますが、
昔に山城があったのか、
飯盛ヶ城と言われる場所です。
前面に来ると思いますので、
下山時に立ち寄りたいと思います。^_^
登山道の方は、
次第に山裾の樹林帯に入って行き、
薄暗くなって来ます。
谷合の場所には、この先「危険(デンジャー)」の表示も。^^;
正しい道沿いにはケルンも積まれています。
正しい道を歩いて、
何気に空を見上げると、、、
赤、黄、緑に紅葉がまだらに混ざり合って
いました。
紅葉は今年、初見です。^^
モミジかカエデですね。^^;
この辺りは、まだ少ししか紅葉して無かったので、前だけ向いて歩いていると見逃す所でした。^^;
登山道自体は地元のNPOの方が案内板も設置されていたり、
道を塞ぐ倒木を除去されている方もいらっしゃったりして、
人の手でよく整備された道だと思いました。
チェーンソーを背負われた方が登っています。
倒木を払われる様で、ご苦労様です。^^
樹林帯を抜けると、少し開けた休憩場所、「合野越」に着きます。
ここが今まで登って来た、南側の正面登山道とは別に、
西側からも登れる道との合流地点になります。
案内板もありましたが、残念ながら腐食して判別は難しいです。
しかし高原地図を見ると、
次の目的地点、東西峰の分岐であるマタエへはここから一本道。
ただし!等高線のかなり詰まったジグザグ~♪道のね。キツそう。笑
しかし地図にもある通り、展望は良くて少し霞んではいましたが、
眼下に有名な温泉地、湯布院の街が見えました。
道沿いにはススキもですが、
アザミも多く咲いていました。
電車で言うスイッチバックの様な、行っては折り返しての道を進んで行きます。
山頂の方を見上げると地図にもありました、
東西峰の分岐点、マタエ(鞍部)が見えました。
この辺りから木は少なくなり、
岩肌の方が目立って来ます。
マタエへの石の階段。
マタエに到着。
正確には山頂火口周囲の鞍部になります。
(標識には1584mとありますが、マタエがその標高ではありません。)
険しい西峰方面。
比べて易しい東峰方面。
私は、もちろん危険な西峰へ!
と言いたい所ですが、
まぁ、下山後の温泉やら何やらで時間かかるし、弾丸フェリーの乗船に間に合わないと困るし、なんて、、、色々理由をつけまして、、、。東峰へ足を向けるのでした。^^; 笑(まぁ、また登る機会があれば!、、ブログでもまた理由づけしてるSANNY。ハッキリ言ってビビってるだけ?笑)
西峰へのクサリ場を撮影。
さて、東峰はと言いますと、
それでも岩登りとなります。^^;
マタエから10分程登って、
東峰山頂が見えて来ました。
標識の土台が近在の山の方向を表してます。
前にはお地蔵様も祀られていました。
時刻は12:00前。
登山時間の計画では少し遅れていますので、
早速 昼食にします。
山頂の岩の間に場所を取って、
ある物をザックから出します。
それは秋の味覚 柿。
なぜ柿を山頂で食べるのか?こう言った経緯がありまして、、、。
登山が趣味の俳優 石丸謙二郎さんのラジオ番組「山カフェ」を最近 聴くようになり、
その中で石丸さんは、山にグレープフルーツを持って行き、山頂で丸かぶりするって聞いたので、私もやってみたいと思うようになりましたが、、スーパーマーケットでその大きさを見てしまうと、ついその横に並んでた小さな柿の方に目移りしてしまい、
「まぁ秋だから、やっぱ柿でしょ。」と、またしても勝ってな理由をつけて柿に手を伸ばし、ザックに投入した次第なんです。笑
でも、柿も甘くて美味しかったらいいんです。^_^
そして、九州の山登りと言う事で、
辛子明太おにぎり。^_^
お昼を済ませて、東峰から、
お鉢巡りが出来る由布岳 火口部を覗きます。
(広角レンズが無かったので、火口全体を撮影する事が出来ませんでした、
少し見ずらいですが、分割でご覧ください。^^;)
東峰から西側を向いて、→
西峰への険しい岩場から、→
西峰山頂(平坦な所)を下り→
あの稜線を下り→
鞍部があり、→
また登り、→
東峰にたどり着く。
火口と言っても大昔に噴火してるので、煙が出ている訳で無く、
あの西峰への岩場を除いては、木々が生い茂り穏やかに見えます。
稜線の一部では、紅葉も進んでいました。
火口から南側を向くと、
湯布院の街方面を見下ろせました。
少し雲がかって来ましたが雲の合間から差し込む日差しが、
幻想的で良い感じです。^_^
そろそろ時間も押して来たので、足早に下山します。
下山道の岩の間にマムシ草の実が赤々と
実っていました。
急いではいましたが、
あのポコっと突き出た、
飯盛ヶ城には立ち寄ります。
飯盛ヶ城へはジグザグ道を降りて、
合流地点を西登山道方面に向かいます。
5分程進むと、笹のこんもりした山が
現れました。
左側の踏み跡を登って行きます。
飯盛ヶ城 標高 1067m、登頂。
足元には、またリンドウが。
ここからは、これから向かう温泉施設も
見下ろせました。
右にある合掌造風の屋根の建物。
飯盛ヶ城を後にして、
笹の藪漕ぎで最初の正面登山口まで
帰って来ました。
上空を飛ぶヘリコプター音。
由布岳に向かって飛んで行きました。
何かあったんでしょうか?
やはり、あの西峰への岩場かな?
何も無ければ良いのですが、、、。
登山口でまたバスに乗り込み、
1停留所先にある温泉施設、
「ゆふいん 七色の風」に到着。
ここの露天風呂からは由布岳がバッチリ見えます。
(由布岳に一番近い温泉らしいです)
あ、この写真は、、誰も居なかったので、、、つい。^^;
平日のそれも日帰り入浴の制限時間(午後4時まで)ギリギリで利用したせいか、浴室は私1人貸し切り状態でした。^_^
由布岳よ、さようなら、また登りに来ます。
温泉から出てバスに乗り、由布院から別府市内に戻って来ました。
そして、今回の山旅 最後の締め。
とり天発祥の店、東洋軒にて名物の
とり天定食を食べて帰ります。
メチャ旨。
タレのスダチ醤油がとり天にバッチリ合ってました。
登山後の空きっ腹にガツンと来ます。^_^
食後、別府 さんふらわあ観光港に到着。
午後6:45 さんふらわあ 大阪 南港に
向けて出船。
実は、由布岳の山バッチを時間の関係で買えなかったので、さんふらわあのバッチをゲット。^_^
翌朝、甲板に出て見ると横を別のさんふらわあ号が並走していました。
さんふらわあ〜♫
さんふらわあ〜♫
太陽に守られて〜♫
(船内に流れていた、さんふらわあの唄。)
家に帰った後もなぜか頭の中をループしています、、。笑
午前6:35 大阪 南港に帰港。
楽しかった山旅もついに終わりを迎えます。
今回の船旅を絡めた山登りレポ、
いかがでしたでしょうか。
山には色んな楽しみ方がありますが、
その山に向かう過程も楽しむ事も出来て
楽しさが2倍以上になったかの様な
山のぼり☆でした。
最後に、山行の途中でお知り合いになった方々、まずお疲れ様でした。
私自身 今まで、山はほぼソロで登ってましたからお話をしながら山登りしたり、
バスに揺られたりして大変楽しく山登りする事が出来ました。
ありがとうございました。^_^