SANNYの青い空の下で。

⛰️ 関西の山を中心に、楽しく山歩(さんぽ)した記録をブログにしました。⛰️

初の北アルプスで寝っ転がる、長野県 夏の蝶ヶ岳。レポPart.3(最終回)

皆さま、こんにちは。(^^)

先週末に初めて北アルプス 蝶ヶ岳に登ったんですが、もう1週間経とうとしてるんですねー、天気予報だと、台風が変なカーブを描いて、今週末あたりには、この蝶ヶ岳あたりを直撃しそうです。お世話になった、徳沢ロッヂや、蝶ヶ岳ヒュッテの皆さん、またこれから北アルプスに登山される方、充分お気をつけください。

 

さて、Part.1、2とお付き合い頂きました、蝶ヶ岳登山レポも今回で最終回となります。

2泊3日の山行でしたが、今までの山登りで経験した事が無い事を、沢山出来たと思ってます。

では最終日、蝶ヶ岳ヒュッテの朝から スタートです!(山のぼり☆大好き風 OP 笑)

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(下山道の長塀山 お花畑より、北アルプスを望む。)

以下、本文。

 

蝶ヶ岳ヒュッテ、朝4:30 起床。

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山小屋 朝の定例行事、御来光を観る為に寝ぼけながらカメラを探します、ガサゴソ。(^^)

 

皆さん、カメラやスマホでシャッターチャンスを狙ってます。

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北アルプスの山肌も少しずつ明るくなって来ました。(モルゲンロートっぽい^^)

そして、朝日が昇る東側→を振り向くと、、。

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出ました!御来光。

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少し雲もかかって居ましたが、雲海も発生してて、幻想的でした。(^^)

それから、もっとラッキーな事が、、。

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南東方向に、日本で1番高い山が見えてました、富士山。いつかは登ってみたい山。(^^)

ヒュッテに戻り、下山準備を済まし朝食を頂きます。

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今回もっともシンプルな食事となりましたが、卵焼きが甘くて美味しかったです。(^^)

壁を見上げてると、「一期一会」の文字。

改めて、この山行であった、様々な事が思い出されました。
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今から下山はしますが、「山登りは家に帰り着くまでが登山」誰かが言っていました。下山道も楽しんで行きたいと思います。あ、まだ頂上も踏んで無いですからね。^^;

 

外に出てもう最後かと、蝶ヶ岳展望指示盤より北アルプスの山々をパノラマ撮影。

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ガイドさんによると、山は朝が1番綺麗に写るとの事ですが、空気が澄んでハッキリと稜線が現されますね。美しい景色は何回観ても良い物です。(^^)

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ヒュッテ前でストレッチを済ましたら、下山開始です。

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蝶ヶ岳ヒュッテ、初の山小屋体験ありがとう!(^^)

蝶ヶ岳 山頂、標高2677mはヒュッテの直ぐ南側にあります。

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蝶ヶ岳 登頂しました。イェーイ! 笑

ガイドさんに撮影して頂いたのですが、「いやー、楽しんでますねー」っと。

はい、それがモットーです。(^^)

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ヒュッテ、山頂を後にして、蝶ヶ岳の南尾根にあたる長塀山に向かって歩き出します。
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長塀山に至るまでには、植生豊かな尾根道が続いており、妖精池と呼ばれる沼もあります。

標高2000mを超える場所に咲く、高山植物

必死に名前調べました、それでは お楽しみください。(^^) 

ミヤマキンポウゲ

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コイワカガミ
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アオノツガザクラ

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ハクサンイチゲの群生

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タカネヤハズハハコ
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オオヒョウタンボク

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ハクサンフウロ
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モミジカラマツ
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皆さん、もう撮影に夢中。(^^)
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ハクサンチドリ
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コバイケイソウの群生(妖精池)
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クルマユリ
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ウサギキク
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キヌガサソウ
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ゴゼンタチバナ
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白い小さな花が可愛いですね。(^^)
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植物達の競演に気を取られていると、長塀山の標識。
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足元には三角点がありました。

一応踏んどこう。(^^)
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長塀山の山頂からは激下りが始まります。^^;

皆さん、登りの時と同様に多くの方がストックを使って、足に出来るだけ負担をかけずに降りてます。

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ギョリンソウ。標高もしだいに低くなり、関西の低山でも良く見かける花が出て来ました。

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徳沢まであと、1km程。
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やっと建物が見えて来ました。
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下山。11:04 ほぼスケジュール通りでした。

皆さん、お疲れ様ー。(^^)
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ここから、上高地のバスターミナルまでは自由行動。早速、徳沢園でお目当ての物を注文しました。
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それは、カレーライス。

登山後のカレーはいつ食べても最高ですね。

あと、コーラも。(^^)
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徳沢園前には平日と言うのにテントが多く設営されていました。

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食事を終えて休息後、上高地まで歩きます。

それにしても爽やかな陽気でした。
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行きと同じ道を辿ってもどうかと思い、途中の明神館から橋を渡って、明神池方面に向かいます。
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明神池のほとりには、その昔 上高地の案内人であった、上條嘉門次の山小屋がありました。
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今は完全に観光客向けの飲食店になってましたが、調べたら宿泊も出来る様で、イワナの塩焼きが名物とか。

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記念に上高地のバッチをゲット。

梓川河童橋北アルプスの山々に上高地の花があしらわれたデザインで、上高地の魅力が詰まってる感じがしました。(^^)
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小屋に続く、穂高神社 明神池 案内図。
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どうやら、皇太子(今年かぎり 笑)ご家族もお越しになっていた様です。

確か、ハイキングが趣味だと聞いた事があります。和かな笑顔ですね。(^^)
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拝礼。
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バスの集合時間も気になりましたので明神池は遠くから撮影。(けっして入場料をケチった訳ではありません。笑)
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少し戻って、梓川上高地バスターミナルに向かって、行きとは対岸側を歩きます。

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対岸側は湿原地帯で木道が配された自然遊歩道になっていました。
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木道は歩いてるだけでも楽しいですね。(^^)
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湿原の池から上高地で1番目に付く山、六百山(標高2449m)を望む。
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池近くの川には天然のイワナが泳いでいました。流石、水が綺麗なだけありますね。(^^)
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河童橋を渡り、この山行最後の風景を振り返りました。(^^)
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蝶ヶ岳は、北アルプスの中ではおそらく登り易く初心者向けの山だと思います。しかし、私が初アルプスにこの山を選んだのは、それだけが理由ではありませんでした、この山は、北アルプスの盟主 穂高連峰槍ヶ岳が一望出来る場所にあり、これからこの北アルプスの山々に挑戦して行くと言う、心構えが出来る山だと思い、選んだのです。(まぁ、寝っ転がりながらではありましたが。笑)次は涸沢から穂高?それとも一気に槍?はたまた燕から表銀座野口五郎裏銀座縦走?もっと北部の劔岳はまだ無理、無理。笑  色々と思いが飛躍しますね。

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今回の山行、自分なりに夏の蝶ヶ岳登山を満喫出来たと思いました。(^^)

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最後に、今回お世話になりました、モンべ◯の社員ガイドの方々、そして何より同行の皆様、お世話になりました、ご一緒に登れて本当に楽しかったです、ありがとうございました。

(あと、好日山荘さん、公式ブログなのに、モンベ◯ツアーレポになり、ごめんなさい。笑)