火除けの山で山納め、京都 愛宕山。
皆さま、こんにちは。そして、本年もお付き合い頂き、ありがとうございました。(^^)
おかげさまで今年も色んな山に登って、楽しい山登り☆が出来ました。
さて、本年の締めくくりとして、何か御利益がある山に登ろうと思い立ち、京都は洛西の火伏せの神を祀った神社が山頂にある山、愛宕山に登って来ました。
愛宕山に登るのは今回で3回目だと思いますが、たしか山頂神社までだだひたすら登りがキツイ参道が続いていたかと、、まぁこれも今年の締めくくりの苦行として、辛抱しました。笑
以下、本文。
愛宕山は、京都の観光名所、嵐山からバスで片側通行の細いトンネルを抜けて、山麓の清滝と言う鄙びた村から登って行きます。
橋を渡ると、参道鳥居が現れます。
さあ、山頂の愛宕神社までの苦行の始まりです!笑
愛宕山は、先に書きました通り、火伏せ、火除けに御利益ある山です。である為か、参道には消防団が書いたこんな看板が並んでいます。
この看板で40分の3と言う事で、山頂まで40枚はある様です。
また、丁石と地蔵様もある様です。
単調な階段が続く参道を、少しでも変化を持している様ですね。(^^)
丁石と地蔵様の間には、火除けの山だけに、しっかりと火の用心が。笑
中には朝日を浴びて、神々しい地蔵様が。
一年の最後には良い感じの山登りです。(^^)
空は冬晴れ、少々寒いですが、元気に登ります。
今年は台風の影響があったせいか、この山もいたる所で被害の爪跡が、、。
以前はお社があったと思われますが、酷い有り様に、、。
自然災害とは言え、残念な事ですね。
とは言え、参道はまだまだ傾斜を増して行きます。しんど。(^^;;
傍を見ると、またあの看板が。やっと半分登ったみたいです。
我が家は今年も無災害。意味深な、、。笑
しかし、当然ながら冬ですねー。
春、夏、秋、冬と山はそれぞれに表情が違うから、季節を巡って登るのは、やはり楽しいですね。(^^)
葉が落ちた木の枝をよく見れば、片方だけ枝が無いので、風がどの方向から吹き付けているか、これも冬山だから良く解る事ですね。
またしかし、階段は続くよ、どこまでも。(^^)
この看板を見て何とか元気を出して、頑張ります!
駆け抜けろ‼︎俺のアドレナリン!笑
山頂に近づくと、雪がチラホラ、足元は氷結していました。
と、カメラを足元に向けた瞬間、、⁉︎
つるん。
目の前の看板は、これ仕込みかよ!と思うくらいに見事に滑ってしまいました。
うー、看板め〜〜。笑
参道はこの自然で出来た門と、
人工的に出来た門を抜けて終わります。
いやー、本当に嫌になるほどの階段の多さ、、まさに苦行でした。(^^)
と、思ったら、、、
また階段かよーーー!っ。
って神社だから当然かな。(^^)
前を行くシルバー世代の方達も、ブツクサ言いながら、この階段を休み休み登って居ました。
あ、私も、、ですが。笑
やっと愛宕神社に到着しました。
御手洗も氷結していたのか、おじさんがガリガリと。あーーー、寒い。
寒いはずです。
3度。
やだやだ、寒いのだけは苦手です。(・・;)
京都の愛宕神社は、全国にある愛宕神社の総本山。古くからある格式高い神社らしくこの様な立派な絵も奉納されています。
鴉天狗が猪に乗っている様ですね。
と、脇を見ると、、
ツイッター!と新しさも感じたり。笑
今年一年の無事な登山の感謝と、来年のこれまた無事な登山をお参りしました。
そして、有難い御朱印もゲット。
ここの愛宕山から名付けたんですかね。
境内には暖炉がある休憩所もあります。
ここで昼食と休憩をすまして、本日の最後の締め。いや本年か。愛宕山の三角点を目指します。
神社横の山道を少し進んだ場所にあったはずです。
しかし、足元はまさに雪と氷のアイスバーン。
そこで今までずーっとザックの底で眠っていた秘密兵器の出番です。
その名は軽アイゼン。
装着!
軽アイゼン、スゲー!
全く滑らん!
まぁ、皆さまからしたら、え?って感じでしょうが、今までアイゼンを付ける機会が無かった私は初アイゼンで少し感動。笑
そして、山頂。京都 愛宕山 三角点
標高890.1m。
記念に踏んでおきます。
後から見たらアイゼン付けて踏んでる、、ごめんなさい。(^_^;)
愛宕山の頂上は先程の神社辺りになるそうです。
一年最後の山登りで見る山頂からの空は、薄い冬雲が掛かっていましたが、逆に青い空に透明感が出て、とても綺麗でした。
それでは皆さま、また来年もよろしくお願いいたします。良いお年を。(^^)