SANNYの青い空の下で。

⛰️ 関西の山を中心に、楽しく山歩(さんぽ)した記録をブログにしました。⛰️

紀泉アルプスを縦走、低山と侮る事 無かれ。

皆さま、今日は。

大阪府和歌山県の境に連なる、紀泉アルプスを縦走して来ました。

紀泉アルプスは、葛城山金剛山岩湧山などの東西に長いダイヤモンドトレイルからまだ西側に延びる山脈です。標高は低い山々ですが、大阪側、和歌山側両方からの登山口が何箇所もあり、それぞれが駅にも近く登山アクセスの良い山です。またおおよそ東西に延びる縦走路からは大阪湾や関西国際空港、反対側には和歌山市や紀ノ川を望みながら歩く事が出来て気持ちの良い縦走トレイルを楽しめます。

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この日は朝から曇り空、和歌山への電車で窓をずっと見ては晴れて〜〜っと祈りながら向かうと向かった駅の真上で雲が切れて晴れ間が出て来ました。(^^)

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日頃の行いはあまり良く無いのですがね。笑

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駅から少し住宅街を抜けて山に向かい、パノラマ台と言う場所を目指します。

山中渓周辺を周回するハイキングコースが縦走路の出発点となります。

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まずは第2パノラマ台。

ここで準備体操をして長くなるであろう縦走に備えます。

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パノラマ台と言うだけあり、それ程登って無いこの場所でもこの眺めです。

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ツツジが朝日を浴びてました。

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準備体操を終えて、さあ縦走の始まりです。

次の第1パノラマ台に向かいます。

縦走の出発からこの表示、今日は油断しないぞ!(^^)

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まだハイキングコース内ですが岩場もあります。早速気を引き締めます。^^;

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そして第1パノラマ台。

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この縦走路、眺めが良い場所が多数ありますがそのほとんどに展望台や、休憩所が設置されています。

大阪湾上には 関西国際空港も見えてます。

六甲山も見えるはずですが、今日は無理かなぁ。^^;

でも本当、晴れて良かったです。(^^)

ちなみに今日の必須アイテムは双眼鏡です。笑

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第1パノラマ台でハイキングコースは終わり、ここからは山道を紀泉アルプスの主峰、雲山峰に向います。

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登山道は露岩帯が所々あって、雨上がりは注意が必要です。

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天気が良くなって空ばかり見ていると足元が不注意になってしまいます。^^;

でも本当に晴れて良かったです。朝の風が気持ち良いです。(^^)

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ここにもツツジが咲いています。

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赤いツツジも。

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白ピンクの花も。

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曲がりなりにもアルプス、この様な道もあります。

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登山道はもう新緑の季節です。

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でも、虫も多くなって来ました。^^;

 

そして紀泉アルプスの主峰、雲山峰 標高 490mに到着。

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山頂には小さな祠がありました。

紀泉アルプスは修験道の山々でもあるみたいです。

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三角点もありましたので足でタッチ。(^^)

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山頂から少し降った所に和歌山の紀ノ川を望める広場がありまして、ここで少し早いお昼を食べます。

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コンビニ寿司とサーモスに氷を入れた

冷たい缶コーヒーとコーラ。

以上、超お手軽ランチ。笑

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朝出が早かったので朝食をあまり食べて無く、これからの縦走でのシャリバテ予防する為の早飯です。(^^)

 

登山道には解りやすいコース図があります。

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紀泉アルプスの各山々への路線図と所要時間、

後から解ったのですが、記載されている所要時間はかなりゆっくり歩いた場合で、私の場合ですと記載所要時間×0.8位でした。

今日は路線図の右にある山中渓駅→雲山峰→広場→井関峠→籤法ヶ岳(せんぽうがたけ 路線図には無い)→大福山→俎石山(まないたいしやま)→大福山→奥辺峠→見返り山(路線図には無い)→札立山泉南飯盛山→岬公園(駅)まで縦走します。総距離は22キロ程です。

ヒエェー。^^; 頑張ります!

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縦走路は歩きやすいですが、程々のアップダウンもありまして、距離を考えると油断は大敵です。

でも峠ごとに休憩所もありますので小休憩を取りながら歩けます。

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休憩所にはさっきの路線図より解りやすい案内図もあります。

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次の籤法ヶ岳に向います。

修験の山らしい名前ですね。

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休憩ベンチもあります。

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大福山に向かいます。行動食に大福餅が食べたくなります。(^^)

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この辺りから縦走路に鉄塔が現れてきます、

電磁波が体に良く無い様であんまり好きじゃ無いんですよねー。笑

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 この看板の下に注意文があり要約すると、

「勝手に看板設置して道迷いが発生している!

設置したヤツ出てこい!」との事。弁財天窟には行かない様、皆さま気をつけましょう。^^;

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小ぶりな石塔が見えると大福山山頂です。

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ここの山頂にも祠がありました。

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祠のすぐ脇には見晴らしの良いベンチが。

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これ程に手の入った山に六甲山を思い起こしました。木に貼られたこの表示にも山愛を感じます。(^^)

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この大福山から俎石山は縦走路から外れますが、俎石山はこれまた見晴らしが良いとの事なのでピストンで向います。

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両側が切れ落ちた尾根道がだんだん多くなって来ました。

俎石山、まないたいしやま。変な名前。

でも一等三角点なんですね。(^^)

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俎石山の山頂から少し先に見晴らしの良い場所があります。

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青い空と青い大阪湾が間近に見えます。

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大福山に逆戻りして、次の見返り山に向います。

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海や川だけじゃ無く山々も。

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春の登山道は気持ちが良いです。

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見返り山、これも変な名前。(^^)

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南の紀ノ川側から振り返ると、、。

木に巣箱がありました。(^^)

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秘密道具のバードコールを使って、少し様子を見ましたが小鳥は出て来ませんでした。^^;

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シーーン。笑

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この時点で約15キロ程縦走。低山のアップダウンに少し膝が疲れて来ております。まあ縦走だから当たり前か。まだ札立山と縦走最後のメイン 泉南飯盛山が残ってます。頑張ろう!(^^)

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縦走路の足元に小さなツツジが咲いて居ました。

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踏まれない様に願いながら次の立札山に向います。

この辺りから鬱蒼とした登山道が続いて疲れた体に気持ちも滅入って来ます。

あとこの様な日陰では、イノシシ?タヌキ?でしょうか、登山道のいたる所でヌタ場や掘り返した跡、糞などがあり、この日も2度程気配を感じました。(先程のバードコールと一緒に持っていたホイッスルを初めて使いました。^^;)

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案外野生生物の多い山です。

ソロ登山の場合はクマ鈴は必須ですね。(^^)

 

立山にやっと到着。

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見晴らし良いけど疲れた。^^;

木陰になってるのが唯一の救いと小休憩します。

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立山山頂に登山道通行止めの看板が。

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これから向かう泉南飯盛山→岬公園ルートは大丈夫そうです。(^^)

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さて縦走後半戦、行きます。

いきなり笹藪の道。^^;

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笹藪は嫌なんですよね、マダニが居るから。

細く崩れやすい尾根道もあります。

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立山から泉南飯盛山の間は登山道が少し荒れてますから注意が必要です。

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それでも泉南飯盛山に近づいて来ると登山道も整備されて来ます。

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この鉄塔を超えると、紀泉アルプス最後のピーク、泉南飯盛山山頂に到着します。

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ここが今までで一番立派な展望台でした。

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眺めも最高。

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紀伊水道に浮かぶ、友ヶ島

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旧陸軍の砲台跡がラピュタに似てると人気のスポットです。私も以前 観光しました。

 冷たいコーヒーを飲んで、

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岬公園へ下山します。

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けど、この下山道 時間距離にして2時間かかります。^^;

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縦走して来た山々を振り返り、最後の一踏ん張りと諦めます。笑

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このルートは松茸山の様で秋は登れないみたいです。

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長い下山道をなんとか降り、岬公園の観覧車が見えると縦走終了となります。

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路傍の黄色い小さな野花が、お疲れ様と迎えてくれた様に思えました。(^^)

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久しぶりの縦走は疲れましたー。笑